石百二十九個 ーNOsideー ページ6
夜空に輝く星を見ながらコハクは下にいるクロムに話しかける
コハク「クロム。君は私に似ている。本当は君のような男にルリ姉も嫁げば皆めっぽう幸せなのだろうな。だが、天は戦闘力を君に与えなかった。神も融通のきかないものだ！」
そんなコハクにクロムはただ聞き入るだけ
コハク「私たちの計画通りいけば、ルリ姉の夫は金狼か銀狼になってしまう。その詫びにルリ姉と似ている私が代わりに嫁にでもなってやるか？」
クロム「似てねえよ、ルリはお嬢でもコハクはゴリラだろ？」
次の瞬間、コハクの蹴りがクロムの頭に炸裂する
気づけばクロムの頭にいくつものたんこぶが出来上がっていた
クロム「ほら、ゴリラだろ？つか、なんだよコハク、テメー実は俺に惚れてんのかよ」
コハク「いや、微塵も」
即答されたクロムは気にする様子もない
クロム「ケッ、だと思ったぜ。なら言うなよそういうこと」
コハク「・・・それにしても」
コハクは木から降りてクロムの隣に立つ
コハク「Aは大丈夫だろうか？かなりショック受けてる様子だったな」
クロム「千空も千空で。Aのこと守りたかったんじゃねえのか？大事な助手なんだしよ」
クロムの助手という言葉にコハクは呆れていた
コハク「たぶん助手だから護りたいっていうわけじゃなさそうだけどな」
クロム「？・・・そうなのか？」
きょとんとするクロムにコハクはため息をつく
コハク「これだからお子ちゃまは困るな。まあ、直にわかるだろうな」
クロム「あ！？どういうことだよ、それ！？」
コハク「もう知らん」
コハクは反論するクロムを置いて家路につく
クロムはどこか腑に落ちないような顔をしたままだった
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御霊t(プロフ) - ろいさん» 応援コメントありがとうございます。これからも頑張ってまいりますので、暖かい目で見守ってくださると幸いです (2020年2月10日 20時) (
レス) id: 7857b88cec (このIDを非表示/違反報告)
ろい(プロフ) - いや…ほんと夢主ちゃんと千空の距離感好き…応援しています！これからも頑張ってください！！ (2020年2月10日 16時) (レス) id: d96f184469 (このIDを非表示/違反報告)
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