予言の死神は太陽と月の守護者 ⑥【家庭教師ヒットマンREBORN!】【07-GHOST】 (ページ38)

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綱吉「なに・・・これ・・・」

バジル「何かはリボーンさんや預魂(プロフェ)殿が知っています」

綱吉「え！？君、リボーンやAを知ってんの？」

バジル「リボーンさんはわけあって戦えません！預魂(プロフェ)殿も武器が折れてしまった上に深手を負ってます。これを持って逃げてください」

そう言ってバジル君は箱を綱吉君に渡す

綱吉「ちょっ、急にそんなこと言われても」

スクアーロ「ゔお″ぉい、そぉいうことかぁ。こいつは見逃せねぇ一大事じゃねーかぁ。貴様らをかっさばいてからそいつは持ち帰らねぇとなぁ」

煙幕が晴れたからか、背後にはすでに武器を構えた敵が立っている

バジル「くそ！」

『いよいよヤバくなってきたね』

綱吉「ひいいっ、なんなの～！」

まさしく絶体絶命、僕は箱を手にしている綱吉君を背に隠す

スクアーロ「ゔお″ぉい、それを渡す前に何枚におろしてほしい？」

やはり、敵の狙いは綱吉君が手にしているボンゴレリングの片割れ

おそらく相手はもう半分の片割れを持っているだろう

バジル「渡してはいけません、沢田殿」

『そうだよ、綱吉君。それだけは絶対に向こうに渡ってはならないからね』

綱吉「え！？なんなの？どーなってんのー！？」

ディーノ「相変わらずだな、S(スペルビ)・スクアーロ」

突如聞こえた第三者の声に僕たちの視線はその声の主に向けられる

ディーノ「子供相手にムキになって恥ずかしくねーのか？」

綱吉「ディ、ディーノさん！」

スクアーロ「跳ね馬だと！？」

まさかの第三者の正体に相手も目を見開く