―愛の病―　Nino

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愛の病にかかったら、

もう治らなくなるってこと、

知らなかった。

いろんな恋をしてきたつもりだった。

愛ってなんだろうって、

考えた、自分の中では、味わったことが

ないもの。そう解決していた。つもりだった。

もっと深ものだってことを、

君が教えてくれた。

そして、

君を愛してしまってた。

傍に居てくれないと、

生きていけないくらいに。

はじめて、

人を思って泣けるくらいに。

何もかも、忘れるくらい。

一緒に、

ずっと一緒に居なきゃ、

一生一緒に居なきゃ、

もう、耐えられない。

だからと言って、

君と別れて、他の人を

愛せれないくらい。

愛してた。

もう、

「愛してる」

なんて、

誰にも、言わない。

「愛してる」を言ってるのは、

愛そうと思ってるときだけだから、

本当に、君を愛するようになっちゃった僕は、

どうすればいい？

君のせいで、

愛の病に

かかっちゃったよ。執筆状態：連載中