66話 ページ26
___そしてかれこれ30分___
九十九「・・・失礼します。」
高峰「あ、きた。」
九十九「・・状況は大体わかったから。さっさと説明して。私がフォローする。」
おおー。心強い!!
高峰「さっすが九十九ですなぁ!・・・けど気になる点が一つ。
・・・あんた、いつもに増して元気ないね?」
九十九「(ギクリ)」
あーあ。こんなあからさまな反応しちゃダメじゃない!いつもの「無モード」どうした!やっぱり気になるなー。
高峰「ってことなんで、ちょっと思考をのぞかせてもらうね〜!異能力『心眼』!!」
む?私の異能はステータスしか見れないんじゃないのかって?ふっふっふ!甘いな!ここは二次元!
急激なパワーアップがあっても不自然ではない!
という理屈で特訓いたしました☆
とまあこれは置いといて、早速思考を見よう!
_____『あんたがいたせいで!!』
『いなくなればいいのに』
『無様だなあ、グズ!』____
うお?!?
高峰「ってお前どうした?!何その思考?!」
九十九「あはは、・・敵の異能でちょっと。でも1日経てば治るから、大丈夫。」
と、苦笑いする九十九。
毎度毎度九十九を困らせようとしていたけど、これはちょっと気にくわないよね。
九十九の過去を知ってる私に言わせるとさ!
高峰「・・・そんなのはダメです!!これまで溜め込むからあんたが壊れかけたんでしょうが!!」
九十九「うっ。」
まったくも〜。
高峰「・・・・仕方ないな!私が直してあげる!」
九十九「いや無理っしょ。」
即答!?!酷いわ!!
でも見てなさいよ〜!あっと驚くはずだ!!
さあ、読者の皆様!目を逸らさずにしっかり見届けなさい!
私がいつか言っていた【力】とかいうやつのお披露目だよ!!言っとくけど、厨二病じゃないからね!私!!
変な疑惑かけんなよ、おらぁ!
私はポケットから携帯電話を取り出した。
九十九「?」
そして九十九宛にメールを送る。
高峰「えい☆(ポチっ・・・・どう?治ったっしょ!」
九十九「っっ!・・・・マジで治ってる・・嘘じゃなかったんだ。」
高峰「失礼な!ちゃんと私の異能で治しました!」
九十九「は?あんたの異能はステータスを見れるだけじゃ・・」
高峰「ああ。この【力】についての詳しい説明がまだだったね。」
私はコホンと咳払いをしてから話し始めた。
ん?何で咳払いをしたのかって?
ただのカッコつけさ!
ーー続く!
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無花果神(プロフ) - コメント有難う御座います!実は少〜しだけネタバレするとそうしようと思っていたところなんです!そして、此れからも頑張りますね!応援有難う御座います! (2018年6月20日 17時) (レス) id: 45ceeb30e8 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - 太宰さんの本名が入ってるだと!にしても面白いですね!もし良かったら太宰さんと九十九をもっと絡ましてくれると嬉しい!(ただの欲望)これからも更新頑張ってください!応援してます! (2018年6月20日 17時) (レス) id: 6f15b8d456 (このIDを非表示/違反報告)
無花果神(プロフ) - 有難うございます!これからも頑張りますね! (2018年5月6日 21時) (レス) id: 45ceeb30e8 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 続きが楽しみです!すっげーおもろい! (2018年5月6日 12時) (レス) id: a4c1fe7640 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無花果神·湯豆腐は神様 | 作成日時:2018年5月1日 14時