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64話 ページ24

九十九said

九十九「貴方の名前は?」

金木「僕は金木修だよ。君は?」

九十九「お前に名乗る名前なんて…ねえよっ!」

そういい私は、金木に向かって走り出す。

金木「異能力、【君のトラウマ】‼」

その瞬間、私の【前世】の記憶がよみがえる。

『こいつ、ずっと本読んでて気持ち悪っ!』

『しかもなにも言わないし!ロボットなんじゃね!?』

『あんたなんか……生まなきゃよかった!』

『あんたのせいでこの家庭は壊れたんだ!あんたのせいで、あんたのせいで‼』

痛い、痛い、痛い。

そう……あの頃は憎かった。

苦しかった、辛かった…けど!

高峰がいたから、私は生きていけた!

この世界に来てから、私の居場所は出来た!

九十九「こんなの……トラウマ何かじゃねぇっつぅの‼」

私は金木を蹴りあげる。

金木「…やったな……その異能は…まる1日効果が続く……ざまぁ、みやがれ。」

そういって金木は気絶した。

九十九「谷崎くん!ナオミちゃん!」

私は急いで縄を切る。

谷崎「九十九さん!怪我は!?」

九十九「大丈夫よ。たてる?」

ナオミ「私は、ちょっと……」

谷崎「僕は、なんとか。」

九十九「じゃあ、ナオミちゃんは私がおぶるから谷崎くんは歩いてくれる?」

二人『はいっ!』

あ、金木は縛り上げて引きずってるよ←

ーーー旅館ーーー

全『九十九さん/A/ちゃん無事!?』

九十九「はい!」

乱歩「…!……A、それ」

九十九「黙っていてもらえますか?」

乱歩「でも……!」

九十九「お願いします。」

私の脳内ではあの頃の記憶がずっと再生されていた。

私はそれを無視して、探偵社の皆と帰宅した。

……このあと、大変なことになると知らずに。

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無花果神(プロフ) - コメント有難う御座います!実は少〜しだけネタバレするとそうしようと思っていたところなんです!そして、此れからも頑張りますね!応援有難う御座います! (2018年6月20日 17時) (レス) id: 45ceeb30e8 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - 太宰さんの本名が入ってるだと!にしても面白いですね!もし良かったら太宰さんと九十九をもっと絡ましてくれると嬉しい!(ただの欲望)これからも更新頑張ってください!応援してます! (2018年6月20日 17時) (レス) id: 6f15b8d456 (このIDを非表示/違反報告)
無花果神(プロフ) - 有難うございます!これからも頑張りますね! (2018年5月6日 21時) (レス) id: 45ceeb30e8 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ - 続きが楽しみです!すっげーおもろい! (2018年5月6日 12時) (レス) id: a4c1fe7640 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無花果神·湯豆腐は神様 | 作成日時:2018年5月1日 14時

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