探偵社のあの子は衝撃の人物だったみたいです

中也【番外編】 ページ48

太「今日は嫌な日だなぁ」



突然そんなことを呟く太宰



『...？
どうしてですか？』

太「今日は蛞く...中也の誕生日なんだ」

『今蛞蝓って言いかけましたよねw
へ〜そうなんですか』

太「全く中也の誕生日なんて来なければいいのに」

『ほんとに中也様の事嫌ってるんですねw』

太「そりゃあそうだよォ〜
あ〜やる気が出ない〜」

『それはいつもの事ですよねw』









.









芥「中也さん誕生日おめでとうございます」

エ「中也！誕生日おめでとう！」

森「中也君誕生日おめでとう」

紅「中也、誕生日おめでとうな
これはポートマフィアのみんなからだそうじゃ」



そう言って渡された袋
中を見てみると中也に似合いそうな私服が入っていた



中「こんなにも大勢の人に祝って貰ってありがとうございます
これは大事に使わせて貰います」

森「嗚呼、大切に使ってね」

エ「中也、これからも優しい中也でいてね」

中「勿論ですエリス嬢」









首領室を出る中也
これからも予定を見るために携帯を開くとメッセージが2件来ていた



太『本当は祝いたくないのだけれど...元相棒だからね
誕生日おめでとう』



中「うげぇ、気持ち悪...
...まぁ悪くわねェけどな」



『中也様！誕生日おめでとうございます！』



中「...俺Aに誕生日教えたっけか？」


疑問に思う中也



中『ありがとなA
俺Aに誕生日教えたかァ？』



中也がそう打つと直ぐに既読が付いた



『太宰様に教えて貰ったんです
あの、今日プレゼント渡したいので会えませんか？』



中「今日かぁ...任務もねぇし大丈夫か」

中『おう、いいぜ
態々ありがとな』

『いえいえ、じゃあ何処で待ち合わせしますか？』

中『じゃあいつものカフェで待っててくれ
6時ぐらいには向かう』

『了解です
ではまた後で』



中「...誕生日にAと会えるなんてな
今から楽しみだ」

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