探偵社のあの子は衝撃の人物だったみたいです

25話 ページ26

〜探偵社〜

ドオオオオオオオオオンッ！！



敦(爆発.....？
まさか！)



〜爆破場所〜

「皆殺しだってよ」

「非道い.....」

「軍警が言うにはマフィアの武闘派
その中でも凶暴な実働部隊『黒蜥蜴』って奴らの仕業だって」

「特殊部隊なみに戦闘術を持ち
しかも恐ろしく残酷だとか...」

敦「マフィアの武闘派『黒蜥蜴』.......」

敦(もしそんな奴らが事務所になだれも込んだら.....)

敦「最悪な状況だ」





公衆電話から誰かに電話を掛ける敦



樋「どなたですか？」

敦「僕だ」

樋「人虎！？
そうか探偵社で渡した名刺を見て.....
先日はお仲間に助けられたようですが
次はそうは行きません
.....それでご要件は？」

敦「僕は探偵社を辞める
辞めて1人で逃げる
捕まえてみろ」

樋「成程────
『だから探偵社には手を出すな』と？」



電話をきる敦
切れた電話を無言で見つめる樋口



樋「...で黒蜥蜴を呼べ」





〜探偵社〜

国「！
こんな所に居ったか小僧
お前の性で大わらわだ
手を貸せ こいつを────
おい？」

敦「.....心配いりません
これでもう探偵社は安全です」

国「.....はぁ？
おい！！？」



〜路地裏〜

コツコツコツ

？「遅い 2分遅刻だ」

？「じィさんは神経が細かくっていかんね」



立原道造────
────武闘組織「黒蜥蜴」十人長



立「何だ？
陰気臭い銀の野郎も遅刻かよ？」

？「もう居る後ろだ」



立原の後ろから近づいて来る人影



銀────
────武闘組織「黒蜥蜴」十人長



銀「.......」

立「チッ
相変わらず鬼魅(きみ)の悪い男だ
感に触るぜ」



バッ！！！
立原の首に刃物をあてがう銀



銀「.......」

立「.....やんのかよ？」



銃を銀のお腹に当てる立原



？「止めろ愚図ども
2人とも『銃撃に際し戦死』と報告されたいか？」



広津柳浪────
────武闘組織「黒蜥蜴」百人長
────能力名『落椿』

立「.....チッわかったよ
喰えんジーサンだ」

広「集合した
それで我ら3人がかりで潰す目標とは？」

樋「ご苦労です
目標は────武装探偵社の事務所です」

広「皆殺しでいいのか？」

樋「構いません」

広「了解した」

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