【リレー小説】希望と絶望、人類の【第1頁】

10.一難過ぎてまた一難【ディス/白花桜】 ページ10

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前にいる噛んだやつ…リリィ・アイリスだったっけな。が、自分は異端だと暴露してから周りが煩すぎて凄く迷惑。


前にいたやつが話していたことなんて何一つ聞こえなかった。

まあ聞く気もないんだけど



そんなとき、前にいるアイツが人差し指を天高く掲げた

何をするんだと思った刹那、バチッと音がして、暗かった体育館に電気だろうか、で出来た光る花と水で創られた天使のようなものが出来ていた


まじかよすげぇな。

多分アイツの能力だろうなぁ
と、思いながら空中をボーッと見ていると

水で出来た天使がパチン！と弾け、顔にかかった

「ッ、冷たっ…」


何だろう、自然に眠気が覚めたというよりかは、朝に無理矢理起こされたような不快感が強いんだが…



ま、いっか。
もう入学式終わりそうだし

「それでは皆さん、教室に行きましょう」

人類王が言う。
にこやかに話してるのってむかつくな(失礼)


それより、えーっと…教室…きょうしつ…キョウシツ………

え？無くね？



……まぁ、なんとかなるか
適当に歩いてたら案外ついてたり…な訳ないか

取りあえずは移動しようと立ち上がった。

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