エーミール ページ24
私は最近、一週間に一回通っている所がある
そこはいつも静かで緩やかに時間が流れていく場所だ
私はそんな場所が好きだったりする、そしてそこの司書も
だから、城を抜け出すのも一苦労だ
静「ミリオ！！何処に行こうとしてるんですか？」
「あー、そうだな。ちょっと厠に」
静「何処の東の国の奴やねん、最近何処に行くんですか？一国の王が城を抜けだして、ねぇ？」
「仕事は終えたんだ、いいだろう？」
静「駄目ですよ？王はそこにいるだけで仕事ですから」
「なんて従者らしくない従者なんだ」
本当に、なんでこうも上手く言っていたのに"こいつら"にはバレるんだ
ガ「ミリオ？手合わせしよ言っとったのに、どこに行くん？」
ダ「ほんま、監視カメラ見てたらミリオが全力で抜け出してて吃驚したわ」
ロ「俺も気づかんかった......！！」
いや、気づかなくていいんだが
なんでそんなに私の行動を知りたいんだ、いいだろう？別に
gr「ミリオさん、何処に行ってるんだ？俺も一緒に行きたいゾ！」
グルッペンは私に抱きついてくる、私は頭を撫でたやるんだが
「いや、今私は勧誘中なんだ」
ロ「また？ついこないだゾム勧誘したばっかやん！」
zm「んぇ？呼んだ？」
大集合しなくていい、逆にしないでくれ
子供たちもなんだなんだと集まってきた
はぁ、と深いため息をついて顔を覆う
しょうがない
すぐに横にあった窓から飛び出す、驚いた声が後ろから上がるが無視だ
すると、後ろで誰かが私の後を追って飛び出してきた
ふむ、ローリアとゾムだ
俊足な二人が来るとは予想外だが、すぐに木を伝って降りて煙幕弾をお見舞いすればげほげほと咳が聞こえる
前に進めばガルシアとコネシマショッピが居た
なんだ、内ゲバでも開始する気なのか？
目の前の三人とも好戦的な笑みを浮かべていた
これは、たどり着くまで時間が掛かりそうだな
くちの端がヒクッと震えた
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一縷(プロフ) - 朝焼けの風車。さん» わっ！水さん？ありがとう！静間さん相変わらず好きだね笑。ここまで読んでくれてありがとう！ヽ(*´▽)ノ♪ (2020年4月6日 20時) (
レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - ヨルナキさん» 返信遅れましてすみません！ありがとうございます！！出会い編誉めてくださり嬉しいです！読んでくださり感謝です！！(*´ω｀*) (2020年4月6日 20時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
朝焼けの風車。(プロフ) - 完結おめでとう！ログイン出来なくなってもうて名前変わったけど水月やよ！………相変わらず静間さんイケメンやね好き（悶え） (2020年4月6日 13時) (レス) id: db51cbca2d (このIDを非表示/違反報告)
ヨルナキ(プロフ) - 神作でした!!みんなの出会いが、ええですなー。(＾∇＾) (2020年3月25日 21時) (レス) id: 3168bfca25 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - 47さん» ありがとうございます！！皆様のお陰さまですよ！(о´∀`о) (2020年3月25日 13時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一縷
| 作成日時：2020年3月1日 15時
