乙女ゲームのはず？ 【wrwrd！】

科学の先生 ページ25

うちの高校の先生は変な人しかいない


一番は科学の先生のクラレ先生だ


そのクラレ先生の授業が次や


「はぁ、クラレ先生の授業か」


tn「しかも、隣のクラスと合同でな」


「あぁ、桃さんもおるやん」


tn「せやなぁ」


「何やねん、嬉しないんか？」


tn「嬉しいけど！！どうせ、グルッペン達が喋るんやろうなぁ」


「アタックしろや」


tn「結構難しいんやで！？」


何がや


私やったら行くけどなぁ


てか、攻略キャラなんやったらアタックしいひんとヒロインも攻略できひんで


「さぁ、行こかぁ」


実験室へ行く


中へ入ると、もうみんな揃っていた


黒板に書かれている席を見て動く


トントンと話は離れたけど、トントンとヒロインは同じ班やった


いやぁ、いけいけトントン！！


そう思いながら席につくと、生徒会長と鬱と班が一緒やった


「班一緒か、よろしくなぁ」


ut「一緒なんや！よろしく！！」


gr「よろしく」


班の女子は二人に目を奪われていた


美形が二人並んどるとか、そりゃあ見るよな


kr「全員揃ってるね！それじゃあ実験を始めるよ！」


早くないか？


kr「今日は危険な実験だからね！この液体に触れると火傷するから注意してね

この液体に他のものを入れたら爆発するよ！」


いや、怖すぎやろ


クラレ先生の説明も終わり、実験に移った


チート頭いい生徒会長が居るからか、実験は順調に進んでいった


すると、急に何かが飛んでくるのが見えた


あれは、なんや？


だが、私は気づいた


危ない液体にその何かが入ろうとしていることを


爆発


クラレ先生が言っていた事だ


班の人たちを全員突飛ばし叫ぶ


「伏せろッッ！！！」


そう言った瞬間、爆発音が耳を劈く


グルッペンと鬱を庇うように上に覆い被さる


腕に痛みが襲う


回りを見ると、そんなに被害は大きくなかった


だが、危ない液体がそこらに垂れていた


kr「大丈夫かい！？」


クラレ先生が走ってくる


「被害は少ないですし、大丈夫ですよ。それよりも誰や？物なんか投げる奴は？」


何人かが肩をビクッとさせる


「お前らいい加減にしろよ？高校二年生やろ？幼稚園児か？」


もしみんなに被害が及んでたらどうすんねん


ut「涼ちゃん！！腕が！！」


鬱に言われて見ると、赤く腫れていた


「みんなが無事なら大丈夫やで」


gr「保健室に行くゾ！！」


手を引かれる


保健室に行きたくないなぁ


掘られるから

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