二つの光____5 ページ23
敦「暁さん......？」
何故か暁はもう知っている暁ではないと敦は感じた
zm「おっ！やっとか！なら後は帰るだけやな！」
芥川と戦闘していたゾムはそう言った
芥川「......ッ！！逃がさぬ！！異能力『羅生門 獄門顎』！！」
芥川はそう言って異能力布を獣の口のようにしてゾムを喰らう
これで敵も終わりかと思ったが、そう上手くは行かなかった
異能力が"斬れた"のだ
芥「なッ！！？」
斬れた間からゾムはナイフを片手に出てきた
zm「何や簡単に斬れたわ、大技やと思ったんやけどなぁ」
興冷めやな
そう言って目に止まらぬ速さで芥川の首元に刃を付けた
音がしなかった
虎の耳を持っている敦にも気づかなかった
「ゾム、遊んだらんといてや。可哀想やろ？それとグルッペンが帰るって！」
暁がゾムに向かってそう叫んだ
暁さん、何で......？それよりも皆は......！
そう思い敦は周りを見た
殆どが壊滅的で、皆ボロボロに戦っていた
太宰は頭から血を流して倒れ、中原は瓦礫に埋もれていて腕しか見えなかった
国木田と谷崎はコネシマに苦戦している
これじゃあ負けてしまう
そう絶望してしまいそうになった
os「グルッペン、時間が大幅に過ぎとるで。はよ暁とお茶会したいめう！」
オスマンはぶーぶー言いながらも嬉しそうに笑っていた
gr「そうだな、久しぶりのお茶会でもするか。全員！戦闘を止めて帰れ！！」
グルッペンは叫びながら指示すると、先程まで楽しそうに戦闘していたがピタッと止める
そして喋りながら黒い空間の穴に入っていく
大方瞬間移動の異能力だろう
次々と入っていく
「皆先行っといてぇ、俺は言う事あるから！」
tn「そっか、はよ戻ってきてな。皆お前の帰りを待っとったんやからな？」
「おん！承知の助や！」
最後に赤いマフラーの男が入っていった
「さぁ、記憶が戻ってからは初めましてやな？」
いつもと雰囲気が違う暁が目を細めて言う
「拾ってくれたんはありがたいで？まぁ計画通りなんやけどな？」
喉を鳴らしながらそう言った
「探偵社のムードメイカー暁ちゃんはもう居らへんくなるで！残念やなぁ」
嘲笑うように、暁は酷く冷徹な目を向けてくる
こんな目を、暁はしなかった
すべてに疲れたような目を、一回も見たことがなかった
乱「じゃあ、暁は探偵社に居て楽しくなかったの？」
乱歩は暁の目を真っ直ぐ見て言った
暁は真顔になり、口を開いた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 189人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ーーー - やばーーーー面白すぎる! (3月9日 3時) (
レス) @page35 id: fc78fe5922 (このIDを非表示/違反報告)
よくねたしおだおぉぉぉぉ！！！ - え、、、めっちゃすごい(語彙力低下中)キャラ達の名言っていうかひとつひとつすごいな、、これはすごい、((((文スト×wrwrdでこんなに面白い作品はじめてです！めっちゃ好き！更新待ってます！！！ (2022年1月5日 8時) (レス) @page35 id: a2762c3708 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - きららさん» ありがとうございます！！そうなんですか！？初耳です、教えていただきありがとうございます！ (2020年4月29日 16時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - とても面白いです！文ストとwrwrdの作品でこんなに面白いの初めてです…！後、キーワードの「我々だ」って「wrwrd」に変えた方がいいですよ…!前ちょっとそういうので本人様に見られてるんで…！ (2020年4月29日 13時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - わんわんさん» 最近始めたんですか！占いツクを存分に楽しんで下さいね！(*^^*) (2020年4月28日 18時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：一縷
| 作成日時：2019年11月17日 16時
