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〇〇しないと出られない部屋 ページ1
「あなたより私のほうがAといた期間は長いんです!!」
「でも今、Aちゃんといるのは私なのだけれど?」
「顔は笑っているのに目が笑っていない!とても怖いですね〜!
おおっと!?一瞬怯んだかと思えば、体制をたてなおした!
流石私の相棒ですね〜」
カオスだ。
この場を表すに一番最適な言葉を呟いて、ため息を付いた。
今ボクの目の前には、
顔を真っ赤にして怒っているたきなと、
顔は笑っているのに圧がえげつない包帯だらけの男性。
それから、その様子を楽しそうに実況しているAがいる。
「ほらほら〜、クルミは解説なんだから解説して!」
「あ〜、たきなは現場に慣れているのであのくらいの圧なら大丈夫なんじゃないかと思う」
今のでわかった人もいるだろうが、ボクは解説役だ。
目の前の光景を見てまたため息をつく。
いや、最初はこんなにカオスじゃなかったはずだ。
いつからカオスになり始めたのか振り返ることにした。
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作者名:アイスクリスタル | 作成日時:2023年7月20日 21時