お前は俺のもの 保バス

俺に近付くな。 ページ13

カラ松「センセー！！」

部活が終わったらしきカラ松が保健室に来る。
いつもなら、帰れよとか本心でもないことをカラ松に言ってでもカラ松がそれを無視して無理矢理俺んとこよってきて話しかけてきて。。。

なのに俺の今の心はとても意味がわからないくらいに傷ついていてカラ松と会うどころが話したくもなかったし、近づいてほしくなかった。


だってお前が悪いじゃん。
俺に散々、愛してるだとか好きだとか付き合ってくれだとか言ってるくせに女子達のタオルもらって汗拭いて。。。


結局、お前が好きなのって女子じゃん。

だから俺は絶対に悪くない。

カラ松「センセ？」

バンッ！
僕は持っていたペンを机に乱暴に置くとカラ松の方を向き、カラ松に怒鳴った。
怒鳴ったって言ってもその時人はいなかったし、保健室の外に聞こえるほどの大声ではない。

一松「あのさ、毎回毎回、煩いんだけど？俺にだって仕事があんの。そんな毎回こられても困るし第一、俺はお前が好きじゃない。毎日来ては付き合ってくれとか言ってるけどさ迷惑なの。だからもうここに来ないでくれる？保健室なら二つあるんだからそっちいけばいいでしょ？」


自分でもひどいこと言ってるのはわかってる。
ほんとは好きなのに好きじゃないって言って大人げもなくカラ松に怒鳴った。


でも止まらなかった。

だってこれ以上、自分が傷つくのが嫌だったから。

痛いのは嫌だったから。

だから僕はカラ松が傷つくことを言ってしまった。


カラ松「。。。せ、んせ。。。。ごめ、なさッ。。。」

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