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「ちなみにラギーさんはどういったものがお好きで？」
「んー、そっスね……。
自分で描いてる系統は勿論大好物ッスけど、特に好きなものは下克上、危険な恋とか」
「え？自分の話をされてます？」
「……ちょっと考えた自分がいるのが悔しい……。
まぁとにかく普段は横暴で偉そうなヤツが後輩とか部下とかにめちゃくちゃにされるってのがいいッス……！
ベッドの上では主導権逆なのたまんないッスね」
「的確で素晴らしい妄想、その思考何万マドルでしょう……？」
「フッフッフ、まだ値をつけるのは早いッスよ」
「ほう、聞かせていただいても……？」
それから二人は一頻り悶たあとゆっくり息を吐いた。
「まさかここまでお話できる方が身近にいるとは思いませんでした」
「本当に、このことは墓場まで持っていく予定だったんで俺の人生計画立て直しッスね……」
「フフッ。
それにしてもラギーさんは何故ＢＬをお好きに？」
「いやー、俺出身がスラムなんすけど、スラムっていろんな人いるじゃないッスか？
そんときにナマモノ見たんスよ」
「それはそれは……！」
「当時10歳くらいだったかなぁ……。
最初はビックリしたんスけど、なんか頭から離れなくて、気づいたらって感じッスね」
「なるほど……それは確かに驚きますね」
「ジェイドくんは？」
「いたって普通ですよ。
ミドルスクール時代にその系統の本を落とされた方がいまして、その時たまたま拾ったのが僕だったんです」
「うわぁ……ちなみにその本は……？」
「勿論お返し致しましたよ、感想つきで。
相手の方は青ざめていて次の日から姿は見かけませんでしたが」
「えぇ……そりゃあそうなるッスよ……。
感想つきって……俺も不登校になりそうッス……」
「僕とＢＬを引き合わせてくれた感謝の意を示しただけなんですけどね。
フフ、ね？普通でしたでしょう？
ラギーさんのほど運命的な出会いもしてみたかったですね」
「人の黒歴史を建設しておいて普通はヤバいッスよ……。
オクタの善意こわ」
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真理(プロフ) - バグ!?なるほどバグwww (2021年8月10日 23時) (
レス) id: 155b63405e (このIDを非表示/違反報告)
時間一日（ときまいちじつ）(プロフ) - ララーサさん» コメントありがとうございます！楽しく読んでいただけて幸いです (2020年11月23日 20時) (レス) id: 73106e3ea9 (このIDを非表示/違反報告)
時間一日（ときまいちじつ）(プロフ) - べに。さん» コメントありがとうございます！返信遅くなってしまいすいません。オタクに見えちゃうのわかります笑更新頑張ります、ありがとうございます！ (2020年11月23日 20時) (レス) id: 73106e3ea9 (このIDを非表示/違反報告)
ララーサ - ヤバイヤバイ！最高すぎ！！！ (2020年11月23日 19時) (レス) id: 60e0ce23dd (このIDを非表示/違反報告)
べに。 - オクタがオタクに見えてしまうwジェイドくんが腐とか最高すぎます！！更新楽しみに待っております！！ (2020年11月22日 22時) (レス) id: cd0bc82b4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時間 一日（ときま いちじつ） | 作成日時：2020年9月22日 19時
