19，俺に分かるように説明してくれ。 ページ19
目を開く。
周りには何故か皆が居た。
下には布団。
起き上がろうとすると、少し体が軋んだ。
渉「太輔っ！起きたっ起きたっ？」
心配そうに見つめる渉。
何時もは強気そうな眉が歪んでいた。
太「俺・・・・・何があったんですか？」
高「こっちのセリフだよー！思い当たる足は無いのーっ！？」
裕「それ多分“節”って言いたいのかな？」
記憶が全くない。
確か皆を待ってたら目の前が真っ暗になって・・・・・。
外が暗くなり始めている。
どれぐらいの時間寝ていたのだろう。
渉「いきなり反応しなくなったから驚いたよっ！」
あぁ、心配されるって良いな。
口をへの字に曲げる渉を見てそう思う。
俊「まーま、せっかく藤ヶ谷君が起きたことだし。」
健「温泉ですよねっ行きましょうっ！」
まさか、こいつ等俺を待ってたのか？
太「ふふっ・・・馬鹿ばっかだ。」
馬鹿だな。
ホントにアホの集団だ。
浴衣とタオルを用意する。
言うには露天風呂の岩風呂と檜風呂の二種類。
宏「はーい、皆選んで。どっちにする？」
渉「岩にしよっかなぁ。」
高「俺は寒いの嫌だから中にするー！」
健「じゃあ俺も。」
やっぱり温泉なんだから露天が良いな。
そう告げると裕太は明らか嫌そうな顔をした。
裕「おっ俺は中で良いよっ！うんっ！」
そうか、露天が良かったのか。
悪いことしたな。
俺達の邪魔をしないように配慮してくれたのだろう。
うん、そこまでの仲ではないことを早く伝えなければ。
宏「俺も空気を読んでー、って行きたいところだけどぉ。」
俺と渉二人を交互に見て小悪魔のように笑う。
宏「放っておくと何やらかすか分かんないから俺露天ーっ！」
裕「ひぅっ！？」
小悪魔じゃねぇ、悪魔だ。
裕太の好意を完全無視しやがった。
しかもそういうこと言うなよ。
裕太、完全に勘違いしちゃったじゃん。
俊「やったー！じゃあ俺も入りやすくなったから露天にするわっ。」
裕「えっえぇ・・・・・。」
泣きそうになっている裕太。
俊哉まで来ちゃったから面識のあまりない高嗣、健永と入ることになってしまった。
宏「入ろっか、それと今日は貸し切りにしておいたから女風呂入ってｍ」
太「事情を説明しろ、今すぐに。」
コイツ貸し切りって言いやがった。
金、何処から湧き出たんだ。
宏「ココ俺の親戚がやってるんだ、今日はタダで泊まらせてもらってるよ。」
そのことをもっと早めに聞きたかった。
20，彼は高らかに笑った。→←18，君と居るとよく分からない。
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あずきいろ
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ラッキーメンバー♪
☆やんちゃな弟系男子、二階堂高嗣☆
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ゆるぼん - 新参さん！！新参さんの小説めっちゃ好きです！アンドロイドの続き気になりすぎて><>< (2014年8月11日 22時) (
レス) id: 3ab5840d3a (このIDを非表示/違反報告)
宮玉．渉輔Love(プロフ) - 続き、気になります！ (2014年8月8日 12時) (レス) id: 823867787e (このIDを非表示/違反報告)
玉森みーたん。 - 新参(にーさん)さん» デレ期到来っキタァァァァァァッァどんな風に過ごすか楽しみっす。たまーにのデレがいいねｂｂなんか報われた感満載（笑） (2013年9月15日 21時) (レス) id: a64e57a1bc (このIDを非表示/違反報告)
藤ヶ谷渉 - 続きめっちゃ、気になります!!! (2013年9月15日 10時) (レス) id: 15215460c0 (このIDを非表示/違反報告)
朱里(プロフ) - このお話、めっちゃ面白いですね♪ 更新、楽しみにまってまーす！ｗ (2013年9月8日 18時) (レス) id: 6b859914e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：新参 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ni-sannohomupe/
作成日時：2013年2月17日 23時
