第六十一話 ページ13
『リ、ヴァイ…ど、退いて…』
息を上げながらリヴァイに言う。
目の焦点が合わなくなる。
「…そんな可愛く言われたら理性たもたねーだろうが。」
『…言って、ない。』
「涙目で強がってんじゃねえよ」
リヴァイが目尻の涙を舐める。
『っ…』
「…Aは俺の事好きか？」
リヴァイが耳元で囁く。
『…好き、じゃない』
「素直じゃねーな」
そう言ってまた私に唇を重ねる。
今度は先ほどとは違う優しいキスだった。
「変な意地張ってねーで素直になれよ。」
『…私はいつでも素直。』
「どこがだよ。」
リヴァイが私の手を引き、起き上がらせる。
まだフワフワしている。
自力で頭を支えることが出来ず、リヴァイの肩に倒れこむ。
「どんだけ弱ってんだよ。人類最強。」
『…一応、病み上がりなんだけど…。』
「おーそうだったな、悪い。」
絶対悪いって思ってないだろ。
「だったら俺は部屋に戻る。ゆっくり休めよ。」
そう言って私を優しくベッドに寝かせる。
無言で私の部屋から出ていくリヴァイの背中を見る。
――出て行って、欲しくない。
まだリヴァイと一緒にいたい。
まだ、温もりを感じていたい。
私はそう思った瞬間にリヴァイの背中に抱き着いた。
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リュカ（リヴァイ兵長大好きさん） - 途中で終わっとるぅぅぅう！？ (2019年7月18日 18時) (
レス) id: b33ef74fc2 (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - うそん……。完結という文字が見えたのだが、これは気のせいですか…? 更新がんばってくださいとてもおもしろかったです。 なんか、バカにしか見えない文字なのかもしれませんね…。 失礼しました。 (2018年7月29日 15時) (レス) id: cf1caa7fcd (このIDを非表示/違反報告)
kobasaku(プロフ) - 続きがすごく気になります…！更新待ってます！頑張ってください！！ (2017年6月14日 21時) (レス) id: f4746d4b2e (このIDを非表示/違反報告)
ミカサ - 続きみたい…… (2017年5月31日 23時) (レス) id: aea40fe94e (このIDを非表示/違反報告)
カナタ - とても面白いです！更新頑張ってください！！！ (2017年5月23日 0時) (レス) id: aea40fe94e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごオ・レ | 作成日時：2017年4月10日 15時
