第五十話 過去 ページ2
まさかハンジに見られてた…？
「決定的瞬間…？ なんのことだ。」
リヴァイがハンジを睨む。
リヴァイはナイフを手にする。
「なにって…」
ハンジがリヴァイに近づく。
『リヴァイ、まっ「君が巨人を倒すところに決まっているじゃないか!!」…え？』
さっきの事じゃないのか…。
よかった…と、私は安心する。
「ホント凄かった!! 思わず滾ったよ!!」
ハンジは興奮気味に話す。
「私はハンジ・ゾエ。君はリヴァイだよね？
そっちの子がイザベルで、その隣にいるのがAで…
あと―――…と―――」
ファーランの名前は忘れられているみたいだった。
「ファーランだ」
呆れた様にファーランが答える。
「そうそう ファーラン!!よろしく!!」
ハンジは誰とでも話せるのか、すごいなぁ…。
私もとりあえずこの四人でいられればそれでいいかなぁ。
ハンジ達の話に耳を貸さず、壁に凭れ掛かる。
塔の窓から見える空は雲があり、この前のような星空は見えなかった。
…またみんなで見れるといいな。
「Aもまた今度ゆっくり話そう！」
私がぼーっと空を眺めているとハンジに声をかけられた。
どうやらリヴァイ達との話は終わったようだ。
『…うん。話す。』
「それじゃあ、明日に備えて休んでね」
ハンジが手を振って去っていく。
私はハンジに手を振り返した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 247人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リュカ（リヴァイ兵長大好きさん） - 途中で終わっとるぅぅぅう！？ (2019年7月18日 18時) (
レス) id: b33ef74fc2 (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - うそん……。完結という文字が見えたのだが、これは気のせいですか…? 更新がんばってくださいとてもおもしろかったです。 なんか、バカにしか見えない文字なのかもしれませんね…。 失礼しました。 (2018年7月29日 15時) (レス) id: cf1caa7fcd (このIDを非表示/違反報告)
kobasaku(プロフ) - 続きがすごく気になります…！更新待ってます！頑張ってください！！ (2017年6月14日 21時) (レス) id: f4746d4b2e (このIDを非表示/違反報告)
ミカサ - 続きみたい…… (2017年5月31日 23時) (レス) id: aea40fe94e (このIDを非表示/違反報告)
カナタ - とても面白いです！更新頑張ってください！！！ (2017年5月23日 0時) (レス) id: aea40fe94e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：いちごオ・レ | 作成日時：2017年4月10日 15時
