澄んだ青い空の下で【colon】

No,14 ページ18

ころんside

週末があけて僕はいつものように学校にきていた


だけどいつものようにゆうれいの話で盛り上がってるクラスメイトの姿はなく変わりに教科書を眺めている人がチラホラ


理由を挙げるとしたら一つ
もうすぐ期末テストがあるからだ


赤点になると夏休みに学校にこないといけないらしくそれを避けるためにやっている人がほとんどだ


僕も勉強をしなければいけないという危機感はある


だが出来る教科と出来ない教科の差が激しいため理系教科以外の勉強方法がわからないのだ


赤点を取るほど文系教科はやばい


そのため今日は勉強道具を持っていつもの場所に向かった

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『あれころんくん今日いつもより荷物多いね？』


「もうすぐ期末で」


『あ〜もうそんな時期か。この時期になると教科書持ち歩いてる日多くなるよね〜』


「うん、僕のクラスもいっぱいいるよ。
　ところでAって文系、理系どっち？」


『私？私文系だけど。どうし･･･あ』


「そう。僕理系だから文系わからなくて･･･教えてほしい」


『いいけど。ころんくん私が理系だったらどうしてたの？』


「･･････諦めてた」


なにもいい案が浮かばず思ったことをそのまま言う


『諦めるってｗ素直だね〜ｗいいよ、どこがわからないの？』


最終的には彼女はしっかりと教えてくれる
優しいなと思いながら僕は目の前の問題に集中した

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「今日はありがとう。またよろしく」


『またってｗいいよ。私でよければ』


「僕、Aの教え方すごい好き。分かりやすいし」


『ふふ、そっか嬉しいなぁ〜。教えがいがある』


そう彼女の教え方はすごくうまい


･･･//


がたまに距離が近くなって驚いたこともあった


あれを無意識にやっているなら相当たちが悪い


『じゃあころんくんまたね』


「ん、また」


そーいいながら僕は歩き出す
ふと後ろを向くが彼女はいない


よくよく考えたら僕はAについてなにも知らない


どこからくるのか、なにが好きなのか、ほかのことはもちろん


ー彼女は不思議なことが多いゆうれいだ



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さとみくんのワンダラーがやばいです


尊い･･･


あっ数学のワーク終わってない←


オワタ(^◇^;)

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