歴代最強リコリスは文ストの世界に行きます

傲慢ってことはわかってる ページ13

Aside



私は今どこにいるでしょうか？



正解は.........めっちゃ大きい倉庫です！



太宰さんに連れてこられたんだよね。



ちなみに、太宰さんは今本を読んでいる。



なんの本読んでるんだろう？そう思ってみてみると、



「完全ジサツ読本」と書かれてあった。



うげぇ..... 人の趣味はそれぞれだから否定はしないけど、なんかなぁ.....



敦くんが、少し引きつつも、不安なのか尋ねた。



敦｢……本当にここに現れるんですか？｣



太｢本当だよ｣



太宰さんが本を読んだまま答える。



太宰｢心配いらない。虎が現れても私の敵じゃないよ。こう見えても武装探偵社の一隅だ。」



「私の敵じゃない」ってかっこいい！名言だね！



敦｢すごいですね、自信のある人は…僕なんか孤児院でもずっとダメなやつって呼ばれてて…そのうえ今日の寝床も明日の食い扶持も知れない身で…こんな奴がどこで野垂れ死んだっていやいっそ喰われて死んだほうが......」



その言葉を聞いて、そんなことない！と思って、つい話しかけた。



「そんなことない！私は、君に会えて嬉しい！誰がなんと言おうとこれは変わらない！
だから、君は生きていいんだよ！」



私がこんな事を言うのは傲慢かもしれない。



それはわかってる。



でも、どうしても伝えたかった。



君は生きてていいって。

いや、なんでそんなに落ち着いてるの？？→←朦朧って漢字難しい...

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す