検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,290 hit

指輪 ページ7

しばらくいろいろな指輪を見ていると、1つの指輪が目に入った。

輪っかが、交差していて小さなダイヤが1つあり、指輪の内側にハートが2つ施されていた。


「これ、良いなぁ...」


僕はこれに一目惚れをした。亜希子がつけているのを想像してみてもとても似合っていた。

すると先程の店員さんが来て、



「こちらになさいますか?」

と言った。


「はい、これにします。あ、名前を入れてください」


僕は即決した。店員さんが勧めてくれた指輪たちに申し訳ない位この指輪が素敵だった。


「かしこまりました。ダイヤは、このサイズで、宜しいでしょうか?」

「はい、あの〜サイズとか、名前は...」


不安になって、僕が聞いてみると店員が言った。


「サイズは、計ってこられましたか?」

「はい、計ってきました」

亜希子が寝ている隙にサイズを測ってきたのだ。



「かしこまりました。でしたら、この紙にサイズと、指輪に入れる名前を、入れたい字体、名前をご記入下さい」


そう言い、店員さんは指輪をもって奥に入っていった。


「えっと...サイズは...8号で...名前が、akiko...僕の名前が...」


こう書いていくと、指輪を買う。プロポーズするんだと言う実感が湧いてきて緊張するな...。


店員さんと相談をし、注文することができた。
僕は、即製品に、名前を入れるだけなので、二週間程で完成し、受け取れるという。
楽しみだ。

誕生日&プロポーズ→←プロポーズ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.6/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:余命三ヶ月 , 思い出 ,   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

苺大福 - 秘密だおさん、コメントありがとうございます!「僕」は、優しい、紳士のような性格にしたかったので、そう言っていただけて嬉しいです。 (2019年2月10日 2時) (レス) id: 7fe0549102 (このIDを非表示/違反報告)
秘密だお - 亜希子さんの年齢層がわかり辛いです。でも「僕」の優しいところがかなり好きです (2019年1月27日 10時) (レス) id: cb505d6806 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福 - 鉛豆腐屋さん、コメント有難うございます!面白いと言っていただけて良かったです!これからも頑張りますので、引き続き見ていただけると嬉しいです! (2018年10月23日 23時) (レス) id: 7fe0549102 (このIDを非表示/違反報告)
鉛豆腐屋 - 亜希子さんが好きな本のことが詳しく書いてあり、とても面白かったです。 (2018年10月23日 22時) (レス) id: 825cd368f6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:苺大福 | 作成日時:2018年10月21日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。