初デート ページ13
今日の仕事を終えたら明日は久しぶりの休みになる。
『ふぅ･･･』
コンコン
『どうぞ』
「失礼します。A大佐こちら書類の追加です」
『え゛･･･』
部屋に入ってきたのは書類を持ったコビー大佐だった。
『こ、コビー大佐？私、これで仕事終わりだと思ったんですけど･･･？』
「そうなんですか？でもこれがA大佐の仕事だから仕方ないかと･･･」
書類を私の机の上に置いた。
『･･･これ、今日中ですか･･･？』
「はい、今日中です」
『明日とかには･･･「今日中です」･･･はい』
コビー大佐の笑顔の圧が怖い。
「･･･A大佐」
コビー大佐が私の近くまで来た。
「明日、休みだよね？僕も休みだからその仕事今日中に終わらせたら明日一緒にデートしよ」
『っ･･･///が、頑張る』
「いい子」
何を言い出すのかと思ったけれど、コビーくんとデートできるならすごく頑張れる気がした。
「それでは、僕はもう行きますね。頑張ってください」
コビー大佐が私の頭をひと撫でして部屋を出て行った。
『っ･･･///ほんとに･･･///』
私は明日のデートのために高速で仕事を終わらせた。
次の日
『･･･変かな』
普段の正義の制服とは違い休みなので私服を着ているのだが･･･
『うーん･･･これでいっか』
準備を終えて時間を見たころまだ集合時間まで余裕があったが早めに出ることにした。
集合場所に行くと既にコビーくんがいた。
『え、コビーくん！？ごめん、待った？』
「大丈夫、今来たところだよ」
『ほんとに？』
「うん、それにしてもAさん早いね」
『コビーくんこそ』
「えへへ、楽しみすぎて」
それにしても、コビーくんも当たり前だが私服ですごく似合っている。
「Aさん、可愛いね///」
『あ、ありがとう///コビーくんだって、かっこいいよ///』
「ありがとう///行こっか」
『うん！』
コビーくんが私に手を差し出してくれた。その手を握って私たちは街に向かった。
「どこ行きたい？」
『うーん･･･服見に行きたいな』
「じゃあAさんの行きたい服屋に入って」
『いいの？』
「うん、僕はAさんと一緒にいられればいいから」
『そ、そう///』
平然と言っているが、嬉しいし少し恥ずかしい。
『あ、ここ入ろ』
「うん」
近くの服屋に入って私は休みの日に着る服を探した。
あっという間に時間が過ぎ昼になる。
「Aさん昼ごはん食べに行こ」
『あ、そうだね』
コビーくんが私の手を引っ張ってエスコートしてくれる。
続く
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恋依(プロフ) - 初恋をして15年……早い…コビー好きすぎました……夢が叶った気がします…… (11月13日 3時) (
レス) id: 2800c33a9f (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 早く続き更新してほしいです (2023年3月19日 17時) (レス) @page44 id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
FROM 13 - 自殺しようとした主人公ちゃんを止めるｺﾋﾞｰ君カッコよすぎます❤(ちなみに私もｺﾋﾞｰ君推しです🎵) (2023年1月15日 0時) (レス) @page35 id: 7a02670e78 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - noppiさん» ありがとうございます！早めに更新出来るように頑張りますので！もうしばらくお待ちください🙏 (2022年11月23日 18時) (レス) id: 9c8b7dd3b3 (このIDを非表示/違反報告)
noppi(プロフ) - 続きが楽しみです！！ (2022年11月23日 12時) (レス) @page44 id: b90efc2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちご | 作成日時：2022年8月20日 3時
