再会した君は ページ4
江口side
今日から新人の子が入ってくるらしいんだよね〜話に聞いてるのは女の人で2人入ってくるってことと、1人は男の娘みたいな声ってことのみ!んで、気になったから仕事前に事務所に寄ったんだー!
『…から入ります!』
…あ!始まってる始まってる!今話してる子が男の娘みたいな声の子だな〜!早く顔みたい!部屋に入ろ…
『小野Aです!』
小野…?あ!小野さんの姪っ子さんのAちやん…?
俺は確認するために勢いよくドアを開けた。するとそこには壮馬と宏太朗がいた。
壮馬「拓也さん…?どうかしましたか…?」
拓也「あ、いや、なんでもない…それより新人の子は?」
宏太朗「今、マネージャーさんのところに2人ともいますよ!…ってパイセン!?」
俺は新人の子達のところに足早に向かった。いた。Aちゃん、俺の…心の中にずっといた、女の子だ…
俺はAちゃんと澪侑ちゃんと話し終わり、仕事に向かってる最中ずっと考え事をしていた。
Aちゃんは、三年くらい前のゆーたくのイベントで小野さんが連れてきていた。それが俺とAちゃんの出会いだった。Aちゃんは高校生だったかな?とても高校生には見えなくて大人っぽかった。俺はAちゃんに…一目惚れしたんだ。
でも、Aちゃんには話しかけられなかった。緊張なんかじゃない。話しかけてはいけないオーラが出てたんだ。
今日、久しぶりに話したけれどそのオーラは…消えてなかった。何があったのかは分からないけど、俺がAちゃんを、安心させたい。あのオーラを消してあげたいんだ。そして、ホントの笑顔を、俺だけに見せて欲しい。俺は…Aちゃんを救う、そう決心した。
信用出来ない…です、ごめんなさい先輩→←憧れの職業につけました!
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作者名:つぁくや | 作成日時:2017年4月25日 16時