信用出来ない…です、ごめんなさい先輩 ページ5
貴女side
やっと挨拶終わったぁ…レッスンとかは明日からって言われたし帰ろうかな…
わ
澪侑「ねぇA!先輩達が今日、歓迎会開いてくれるって!行こ!」
えー…でも、先輩達が言ってるんだから行かなきゃか…
『うん!分かった!』
その日の夜、歓迎会が行われた。
先輩A「Aちゃんは何で声優になろうと思ったのー?」
『え、えっと、憧れてる声優さんがいて…』
先輩B「え、誰々?拓也とか??人気だし。」
『いえ、代永翼さんと小野友樹さんです…』
先輩A,B「あーウィングさんね!あの人女の子も男の子も演じてるから凄いよな!」
『は、はい…ちょっと御手洗行ってきますね…』
ふぅ…疲れた…男の人と話すの嫌なんだよな…友樹お兄ちゃんと代永さんは良いんだけど…
??「あの…Aさん!大丈夫ですか…?」
『え…は、はい!えっと…』
女の人…?にしてはなんて言うか…声が低いし…?
「あ、僕は斉藤壮馬です。Aさんが部屋から出た時フラフラしてたので心配で…」
『大丈夫です、ありがとうございます!』
もうやだ…男の人と話したくないから出てきたのに…
「もし何かあったら言ってくださいね。僕は貴方のちからになりますからねニコッ」
『はい。ありがとうございます。斉藤先輩。』
嘘だ。男の人はみんな嘘つきなんだ。あの人みたいに嘘つくんだ。友樹お兄ちゃんはあの人から救ってくれた人。代永さんは私に目標を見つけさせてくれた人。この2人は大丈夫。でもあとの人は…怖いよ…また、捨てられるんだ。
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作者名:つぁくや | 作成日時:2017年4月25日 16時