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観光客？
俺が？
……
バレてる？
『観光客……？なんですか？』
崩すな
まだ1歩も
進んでないのに
いつの間にかパーカーのフードで顔隠し、こちらに顔を向けている。
zm『…とぼけてるんとちゃうやろな？』
ドスの効いた声。
こ
『とぼける……？……もしかしてこの中にだ誰か……？！』
zm「…なぁ」
『……ッ…は、い』
動揺した様に
zm「……ん…なんでもないわ。」
ゆらりと揺れる瞳。
俺から焦点をはずす。
その時瞳の先には、
俺の……兄の国が………
あった気がする。
俺はわざと、俺がスパイだ、とでも言うような
言葉を放った。
これが
後の
命取りになると知らずに……。
▼
zm side
スパイがいる、ということは知らされていた。
確か……どこかの……国から……？
スパイぐらいどーってことないやろ、と聞き流していたオレが馬鹿だったみたいや。
こいつだ。
オレの訓練にギリで参加しよったやつ。
その前日にはオレにトイレ案内させたやつ。
確信を持って、近づいた。
単純に興味があったんや。
何故、こんな……自分でいうのもアレやけど、
くそ強い軍にスパイとして来たのか。
そこまでの度胸がこいつにあるんか、と思って。
訓練はわざと2人1組にした。
確か、A。
我々軍に来るくらいだから、強いヤツと思ってたんやけどな……
開脚も満足に出来ないらしい。
……女か、と思った。
最初にちら、とみた時は女やと思ったから、ハニートラップあたりやな、と。
でも、見当違いやった。
そんでもう、この辺から壊れ始めてて。
ちょっと自覚しとったけど、止まらんかった。
なぁ、一目で惹かれてたんや。こいつのこと、知っとるん、まだオレだけかもしれない。今なら、オレが……って
…誰かにとられちゃだめや。
どうしたらとられない？
……せや。
こいつがスパイやって、言ってしまえば。
この国から出られんくなる。
良くて 奴 隷 か、
悪くて ﾀﾋ か。
んふふ、そうして投げかけた言葉がコレやねん。
zm「お前……観光客か？」
Aは否定していた。
手こずるかもしれん。
……
報告せな……
たのしみやなぁ、たのしみや。
はやく、たくさんあいしたい。
急展開……(汗
次は…誰でしょうかね…(ねっとり)
評価とお気に入り登録ありがとうこざいます……！めっちゃびっくりしたし嬉しかったです！これからこの作品をよろしくお願いいたします！
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匿 - 届かないかもしれないですけど更新頑張ってください…！ (2023年4月20日 16時) (
レス) @page23 id: b15cadbc9f (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 応援してます(*'ω'*) (2020年9月14日 21時) (レス) id: 09279cb789 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 好きです。神ですか？神ですね！更新まってますぅ！ (2020年9月14日 21時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
Ray(プロフ) - 続いてほしいです！！！ (2020年8月21日 11時) (レス) id: 09279cb789 (このIDを非表示/違反報告)
空(プロフ) - 澪 2さん» ｳｯ……；；！とっても優しいですね……うおぉ染みます……!!ありがとうこざいます……！ (2020年4月3日 22時) (レス) id: dd0734f7ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空 | 作成日時：2020年3月5日 21時
