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…
少年院の中。
とにかく嫌な雰囲気だ。気味が悪いし。
ふと後ろを見れば、扉が消えていた。
いやなんでや。後で探すか。
少し歩くと、伏黒とお兄ちゃんが見えた。
しかも胸ぐらをつかみ合ってる。
「いや何やってんの…」
「っA!?なんでここにいんだよ」
「五条さんにお兄ちゃんの任務は一緒に行ってって言わ…」
特級呪霊だ。
私の目の前、お兄ちゃんと伏黒の真隣。
「虎杖!逃げるぞ!釘崎を捜すのはそれからだ!」
伏黒が叫んだ。
お兄ちゃんが特級に斬りかかり、腕を落とされる
「伏黒!A!釘崎を連れて逃げろ!」
「え??」
「3人がここを出るまで、俺があいつを食い止める。出たら合図をくれ。そしたら俺は宿儺と代わる。」
「できる訳ねぇだろ!特級相手に片腕で!!」
「大丈夫、アイツは俺らのことを舐めてる。時間稼ぎ位なら…」
「えー………」
「2人とも、頼む」
伏黒が呪霊に背を向け、走る。
私も一応走る。
少し離れたときに。
「…伏黒」
「あ?」
「ごめん!!お兄ちゃんとこ戻る!!」
「っはぁ!?」
バシッ。
さっきの場所まで姿表しで移動した。
「お兄ちゃん!」
「っは、お前なんで…」
「心配だしね。」
私も、守られてばっかじゃ嫌なんだ。
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アワアワ - 魔法系の能力大好きで面白いです!更新頑張ってください! (11月26日 17時) (レス) @page23 id: 2db5ff9399 (このIDを非表示/違反報告)
麦茶 - とってもおもしろいです!!魔女最高です!更新がんばってください。 (2023年4月4日 7時) (レス) @page17 id: 30183a8596 (このIDを非表示/違反報告)
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