爆発大魔神 ページ44
ってなわけで、
「僕3票!?」
「なんでデクに!!誰が!?」
「ま、お前ぇに入れるよかわかるけどな。」
「うんうん。爆発大魔神に入れるなんてこと、聡明な皆ならしないよね。」
「うっせえぞクソ女ァ!」
おうおう、精一杯吠えちゃってまー。しかし私にそれは通用しないよ。むしろ罵倒してもらえて嬉しい。我々の業界ではご褒美です。
「じゃあ委員長は緑谷。副委員長は八百万だ。」
「あ、ま、マジか…」
「悔しい…」
百ちゃん。悔しがる姿も可愛いよ。
「はぁ、全く…あんの鬼教師…!」
「まぁまぁ、ちゃんと解放されたんだからいいじゃない!」
皆お待ちかね、お昼の時間。私は出久くん達とご飯を食べに来ていた。今はお茶子ちゃんに慰められている。
「しかし閻魔くん、一体何をやってあのようなことになったんだ?」
「んっとね、幼馴染とイチャイチャしてるところ見られてああなった。」
「イチャイチャ!?」
「てか、幼馴染いたん?」
「うん、3年生にね。2人いる。」
ちくしょう、せっかく環くんが自分からキスしてくれたのに、なんで邪魔を…あ、そうか、あの人もオチ候補だったな。
「あーヤダヤダ。青春もさせてくれないなんて、消太お兄ちゃんは乱暴だねぇ。」
「お兄ちゃん…?閻魔さんって、相澤先生の妹さん?」
「あ、やっべ」
ついいつものクセで…何せ9年もこの呼び方だもんなぁ。
「んっとね、私ね、両親から虐待を受けてたんだよね。」
「虐待!?」
「そんで6歳の時に家出して、消太お兄ちゃんにここまで育ててもらいました。」
「そっか、だから…。なんか相澤先生の気持ち、わかる気がするな。」
「うん?」
なんだか優しい顔をした出久くん。どゆことなん?
「だってずっと育ててきた自分の愛娘が、目の前で男の人とイチャイチャしてる現場、見たくないから。」
「あ…確かに。」
いくらオチ候補だといっても、その前に私を育ててくれた父親みたいなもんでもあるんだ。そんな単純なこともわからんとは……私も落ちたもんだな。
「ヒーローの親、か。僕の家庭と似ているな。」
「僕?いつもは俺って…」
「いや…それは…」
「ちょっと思ってたけど、飯田くんって、坊ちゃん?」
「坊!?」
飯田くん、きっと小さい頃は、kナンくんみたいな服装してたんじゃないかな。ほら、サスペンダーつけて。
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雪羅(プロフ) - (・・)さん» ありがとうございます!その言葉をおかずに頑張ります。(もぐもぐ) (2019年7月20日 23時) (
レス) id: 48a3f9ea31 (このIDを非表示/違反報告)
雪羅(プロフ) - 杏羽さん» 私の変態ぶりを褒められたのは初めてだ…嬉しいですっ!!ありがとうございます!! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 48a3f9ea31 (このIDを非表示/違反報告)
(・・) - 消太お兄ちゃんは小汚なく(以下略)ご馳走さまでした (2019年7月20日 23時) (レス) id: 87b861a0f6 (このIDを非表示/違反報告)
杏羽(プロフ) - コメント失礼します！！めっちゃ好きです。夢主ちゃんの変態さとか、作者様の変態さとかいいぞもっとやｒ（殴 とにかくこれからも、応援しています！！ (2019年7月20日 23時) (レス) id: ebcf525d5c (このIDを非表示/違反報告)
(・・) - おお分かりました！まってまーす(よろしければ環君との絡みをふやしてくだされb((殴) (2019年7月20日 23時) (レス) id: 87b861a0f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪羅 | 作成日時：2019年5月3日 21時
