私の1日を紹介してやろう！ ページ41
朝起きてやることといえばなんだろうか。洗顔、体重を計る、歯磨きをする、陽の光を浴びる、風呂に入る。
人それぞれだろうが、私はまず口をゆすぐことから始める。そして洗顔。その後に消太お兄ちゃんのほっぺにちゅーしに行く。
「おはよ!」
「おはよう」
余談だけど、朝起き抜けの口の中と顔は雑菌だらけらしい。歯磨きして石鹸で顔をしっかりと洗うんだろうが、私は面倒なので口ゆすいで顔は水洗いで済ませる。面倒なので(2回)
次は朝食を作り、食べて、歯磨きして、着替えて荷物を背負う。髪が長いから髪結いも一苦労だ。
「いってきまーす」
「はい、行ってらっしゃい」
もはや本当の親となりつつあるお兄ちゃんに背を向け、環くんの家で待ち合わせ。ピンポン押して玄関先に入れてもらうと、学ラン姿の環くんが出てきた。少し髪が跳ねている。そして眠そう。流し目になってて可愛い＆かっくいい。抱きたい。
「おはよ、環くん。今日もかっくいいじゃないか」
「おはよう。別に俺はかっこよくなんかないよ」
「いいのよ謙遜しなくてさ。事実なんだから素直に受け取っておきなさいな」
環くんが靴を履き終わると、とんとんとつま先を弾ませて玄関のドアを開けた。ちょうどミリオくんも来ていたらしい。少し先に見慣れた金髪が見えた。
小学校の道と中学校の道は途中で別れているので、名残惜しいと感じながら学校に入る。
「おはようさん！」
教室のドアを開けて大きい声で言うと、まばらに、しかししっかりと聞こえてくる返事。子供は苦手だが、別に話せないという訳でもない。コミュ障もだいぶ治ってきた。
席に座ると、女の子も男の子も私の方に寄ってくる。懐かしい。現役小学生だったころを思い出す。
「Aちゃん、今日一緒に遊べる?」
「んー、ごめんねぇ。今日も用事があるんだ」
「またそれー?そんなに忙しいの?」
「いえす。べりーべりーびじー」
「びじー?」
「英語で忙しいって意味さ」
このような遊ぶ遊ばないの問答が一日中あるんですよね、ええ。モテモテですわ。
授業が始まると、先生のお話もそこそこに妄想を始める。もちろんノートはとっているし授業後に復習だってしている。いくら小学生といえど、場所が変われば習う内容も少しばかり違うものだ。だから基礎である初等教育の勉強は欠かせない。それにヒロアカ世界の時代は私が暮らしてた時代よりもはるかに先だからね。そりゃ内容も変わるわな。
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雪羅(プロフ) - Miraiさん» コメントありがとうございます!読者さんのノリが良くてこっちも面白いです。ごくせん好きなのでそう言って頂けて嬉しいです!! (2020年3月11日 13時) (
レス) id: 9caae3673b (このIDを非表示/違反報告)
Mirai - なんかごくせんみたいだった。面白かった、、ｗｗｗ (2020年3月10日 12時) (レス) id: 425ef9bbb8 (このIDを非表示/違反報告)
Mirai - 初コメなんですけど、ここのコメ欄面白すぎません？やばみざわなんですけど？時代遅れがでてしまった、、 (2020年3月10日 11時) (レス) id: 425ef9bbb8 (このIDを非表示/違反報告)
雪羅(プロフ) - アトラさん» くっ…漆黒の翼め…!この性(聖)なる母である私に喧嘩を売ろうというのか!? (2019年7月31日 22時) (レス) id: 9caae3673b (このIDを非表示/違反報告)
アトラ - ふふ...漆黒の翼の私前ではそんな言葉珍しくもないわ(変態) (2019年7月31日 10時) (レス) id: 32785243ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪羅 | 作成日時：2019年3月22日 12時
