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あなたside




「朝だ。」



「朝だよ。」








そうだ。


昨日はさなが泊まってくれたんだった。






「さな、昨日はいろいろとありがとう。」





「ほんとだよ〜笑

てか、顔笑

可愛いお顔が腫れちゃってる〜笑」





「え、うそ〜!?」




ま、それもそうか…


泣いて寝たらそうなるよね。







「はい。」





さなが用意してくれたホットタオルを目に当てる。





「気持ちぃ〜」





「どう?落ち着いた?」




ホットタオルのおかげで、
少しはましになった顔。





「うん、少しは苦笑」





「うん、ま、だいぶね苦笑

後はメイクで頑張ろ。笑」





「うん。笑」






さなにメイクをしてもらって…




朝ごはんを食べて、
準備をし終えた私たち。







「(人1)〜、
太輔くん、会ったらどうするの?」




いつもの通学路を歩きながら、
さなが呟く。





「ふつうに話す。」




さなの方を向くと…








「グッジョブ!」





にひっと笑いながら、
グーサインをする私の親友がいた。

・→



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作者名:莎那(さなの大好物はお寿司の卵。) | 作成日時:2016年10月9日 21時

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