【ハイキュー】対異端学園の異端系少女

#5 ページ7

教室の黒板に書かれていた席に座り、貰ったパンフレットを見る。



表紙にはでかでかとこの学園の校舎が写されていた。



ーー


〜対異端学園とは

異端者と呼ばれる能力者と同等に闘う為の魔導士達を育てる学校。



成績順にクラスが別れており、個々の力を高めやすい制度となっています＿＿＿＿＿。






〜異端者とは

生まれつき、異能力という魔法では成し遂げられないことができる能力を持った"人間"及び"魔導士"の事。



年々その数を減らしているが個々の能力が強くなってきている為に被害等は昔と変わっていない＿＿＿＿。




ーーーー


……結局。いつの世も変わらない。




私はここまで読んでつくづくそう思う。




異端者だけが悪いわけじゃ、ないのにね？




そこまでの考えを頭を横に振って振り落とす。




そして、ページをめくっていく。



ーーー


〜チームについて

この学園は、"チーム"と呼ばれるグループで活動することがあり、例外以外、必ずチームに入ることを義務づけています。


チームは、烏、猫、梟、青葉、伊達の五つがあり、各自のモチーフバッジをつけるようにしています。




〜例外


この学園には例外と呼ばれる特別な枠があり、その枠に値する生徒は、許可が降りなければ参加出来ない授業もあります＿＿＿＿＿＿。



ーーー

ほー、チームってこの事か！




っつっても、私例外だしな。




…………あ、例外ってのは、異端者だったり＿＿だったりらしい。





昨日の夜、叔父さんが「あ、お前例外って言われる奴らしいぞ。理事長が言ってたんでな」って言っていた。この事だったのか。





っていうか、この学校、異端者を敵視してるじゃん。







私バレたらヤバいんじゃないの？コレ。







…………ヤバいよな((確信

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