プロローグ ページ2
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暗い路地裏で、私は一人佇んでいた。
心も、身体も、すでにボロボロで、もう何も出来なかった。
さっきまで走っていたせいか、息が切れて少し苦しい。
身体を見ると薄汚れた服に、青紫色の生々しい痣が足首を回るように出来ている。
そんな傷だらけの身体を抱きしめ、地面に倒れるように座り込む。
『…………もう…限界なんだよ。誰か……"助けて"………っ』
私が掠れてしまった声を出すと、路地裏の向こう。通りの方から足音が聞こえた。
「わしらが、助けてあげようじゃないか。嬢さんよ」
顔を必死にあげると、しわくちゃな笑顔を見せるお爺さん達が居た。
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宙蘭(プロフ) - 蛇巴さん» ほんとですねっ!今すぐ直してきます! (2017年2月2日 18時) (レス) id: 1e4db32e5d (このIDを非表示/違反報告)
蛇巴(プロフ) - あの、急にすいません。24話が2つもありますよ? (2017年1月30日 1時) (レス) id: 8a75e37b2a (このIDを非表示/違反報告)
宙蘭(プロフ) - りんさん» 応援ありがとうございます!これからもがんばります! (2017年1月29日 19時) (レス) id: 1e4db32e5d (このIDを非表示/違反報告)
りん - 合ってます!そして続きが気になりますね。これからも応援しています、無理せずファイトです! (2017年1月25日 17時) (レス) id: fc9c29b555 (このIDを非表示/違反報告)
宙蘭(プロフ) - りんさん» 直してきました!合っていますかね?更新遅いですが、がんばります! (2017年1月23日 21時) (レス) id: 1e4db32e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宙蘭 x他1人 | 作成日時:2016年11月15日 21時