死に逝く花 (雲雀) ページ11
真っ白い部屋の
真っ白いベッドに横たわった
彼女の横に腰掛けた
｢雲雀さん…私、もう死にます｣
いつもどうりの静かで優しい声
で告げられた言葉に
僕はため息をつきながらも
彼女の顔を覗きこんだ
いつもと変わらない
澄んだ瞳の奥に僕の顔が浮かんでいる
｢僕を残して死んだら、咬み殺すよ｣
彼女は困った様に微笑みながら
はっきりした口調で言った
｢でも、死ぬですから
仕方がないじゃないですか｣
にっこりと笑った彼女の瞳に
僕の顔がはっきりと写っている
月光が静かに彼女と僕を照らした
｢雲雀さん、愛して｣
愛の言葉を発しようとした口を
僕は自分の口で塞いだ
僕が彼女を愛していた事が彼女に伝わる様に
優しく甘い口づけを
彼女の息が途絶えるまでし続けた
すっかり
冷たくなった彼女の手には
白い百合の花のブローチが握られていて
そのブローチがまるで彼女の様で
僕はセキが切れたように泣いた
愛していた、いや、愛してる
ラッキーアイテム
革ベルト
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月見(プロフ) - 命さん» かなり時間がかかってしまい申し訳ありません、時間がかかったにも関わらずグタグダになってしまいましだが完成しました！ (2013年12月22日 11時) (携帯から) (
レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - 命さん» リクエストありがとうございます！時間がかなりかかりますがご了承ください、こちらは一杯になっているので続編の方に書かせていただきます (2013年12月10日 8時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
命 - 風とコロネロとマーモンとフランと雲雀恭弥で別々でヤンデレ。５つもリクエストしてしまうことになりますがよろしくお願いします。 (2013年12月9日 3時) (レス) id: f5d1fbf7c1 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - ササライさん» 完成ました！、用量が一杯になってしまったので申し訳ありませんがパート２の方に更新させて頂きました (2013年6月12日 21時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
月見(プロフ) - クロユキ＠シロノさん» グダクダになってしまいましたがなんとか完成しました！用量が一杯になってしまったので申し訳ありませんが２の方へお願いします (2013年6月12日 17時) (携帯から) (レス) id: 74bc0ff176 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月見 | 作成日時：2012年5月16日 22時
