39話 やっと ページ41
これでやるべき事は全て終えた。
やっと、東卍に入るって言えるんだ!
玄関で靴を履くAの所にお爺さんがやってくる。
「行くんじゃな」
そう言った爺ちゃんの顔は少し悲しそうだったから俺は笑って口を開く。
『⋯俺、テコンドーのことも変わらず好きだよ』
だから、
『俺大きくなったら道場を継ぐよ』
テコンドーは大人になってからでもできるから。
だから見届けてくれ。
俺がテコンドーの道場を再建させるまで。
爺ちゃんと親父に胸を張れるように。
もちろん
⋯母さんも、見ててね。
そしてAはとある神社に向けて駆け出した。
走っている途中に俺はふと、とあることを思い出した。
まだ千冬に謝ってねーじゃん。
それに、迷惑かけたみんなにも。
ちゃんとみんなにも謝んなきゃな。
まだまだやることが多そうで自然と口角が上がった。
神社に着けば、マイキーくんやドラケンくん、千冬とか、他にも俺が関わったことないヤツまでいた。
俺は一直線にマイキーくんのところまで向かう。
マイキーくんは嬉しそうに顔を綻ばせて俺の話を待っている。
『俺を東卍に入れてくれ!!総長!』
Aは満面の笑みを浮かべた。
__俺はテコンドーと喧嘩しか興味ない。
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ルノチキ(プロフ) - 鎖骨さん» まじですか!?そう言って頂けて何よりです!最後まで読んでくださってありがとうございました。 (2021年10月1日 0時) (レス) id: c4cd32353d (このIDを非表示/違反報告)
鎖骨 - 凄い…めちゃくちゃいい話でした。。終わり方が最高です…!!グッとくるものがある…! (2021年9月30日 23時) (レス) @page42 id: c7ef1e87db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルノチキ | 作成日時:2021年8月23日 10時