体育館裏で愚痴をぶちまける。５【青葉城西】

しつこい質問。 ページ24

体育館の中に入ると、松川パイセンと海野が話していた。

っくぅ…う、うらやましいとか思っています…！

でも休憩終わるから、去ってもらわねば。



『真凛ちゃん、ごめんね、休憩終わるから…。』


「あ、はい！すみません！」


『じゃあ、松川先輩、頑張って下さい。』


「おう。」



私はとりあえず洗ったビブスを干すか…。

練習が始まったのを見て、私はとりあえずビブスの洗ってある洗濯機の方に向かった。

バレー強豪だから洗濯機あるっていいよね。まぁうちは元から部活に力入れているけど。



「Aさんは、どうしてこの部活のマネージャーになろうと思ったんですか？」



ビブスを干すために向かう私の写真を1枚撮った後に、そう聞く海野。

思ったけど、私写真撮ってもいいなんて一言も言っていない。



『う〜ん…お母さんに、部活入りなって言われてさ。丁度一人募集してたから入ったんだよね。』



あん時は、山中が困ってた(マネージャーの仕事ができないから代わりにやってくれる人を探していた)から、入ったものの。

入って後悔することと、入ってよかったなというのがどっちもあったな。



「そういえば、部活のマネージャーはずっとAさんだけなんですか？」



うっ、嫌な所をついてくるな。



『前に一人いたんだけど、転校しちゃって。』



今はハワイでウハウハか。はん！！！



「でも、マネージャーって2人までですよね？」


『そうだね。』



あれ、ちょっと嫌な予感がする。



「私…マネージャーになりたいんですけど、いいんですかね？」



やっぱこう来るー！？

まずい、私の高校人生(と言ってもあと1年)がかかったやつだぞ！？

こいつはいるのは嫌だー！！！

付き合ってるんですか？ハイそうです！！→←イッラッスットッ18ッ。

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