体育館裏で愚痴をぶちまける。２【青葉城西】

起こせや…。 ページ42

「…離しますよ。」


『いってて…てか、昨日夜遅かったの。寝かして。』


「何で遅かったんですか？」


『色々なんか想像していたら眠れなくって…。』


「(遠足前の小学生か。)そうなんですか。…先輩、寝てもいいですよ。」



え、いきなりどうしたこいつ。思考どうなっているんだ。



「肩、貸しますよ。」


『まじで？ありがと！』



遠慮せずに、国見ンの方に寄り掛かる。

思ったけど、国見ん一年生でも背がでかいんだよな…悔しい。

今のうちに寝とかないと…合宿ついて船漕ぐのは嫌だな…。(首ががくがくなる事)





　






　



　




　




「ねえ岩ちゃん見てよ。Aの顔。」


「…こいつ、寝ているときと飯食っているときだけは可愛いよな。」


「岩ちゃんそれAは黙っていると可愛いみたいな感じになっているよ。」


「てか国見の勝ち誇った顔がやべえ！！」


「ドヤ顔だ！ドヤ顔しているよ！！すげえ！満足そう！うらやましい！！！」


「(実質幸せ…。)」




　




　







「…先輩、A先輩、起きてください。東京ですよ。」


『…んぇ、もう？』


「えぇ、着きました。」



あぁ、もう着いたんだ…ってスカイツリーは！？



『えー！なんで起こしてくれなかったの！！写真撮りたかった！！』


「A先輩ずっと寝てたじゃないですか。てかついて皆もう降りちゃってますよ。」


『まじか！最悪！！』



初ぱっからついていなーい！



「先輩、あとスイッチつけて。」


『あ、あぶね。ありがとう！！』



国見んさまさまだわー。気を付けないと…。

さて、今から沢山の人に会うわけですけど！！

私の心の中と言っていることが大変真逆になるから、久しぶりに！！

気を付けろよ！

てかもう続編行っちゃうじゃん！！(驚)

ねこねこ音駒。→←バスの席は本当にあみだくじで私が決めました（作者）

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