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ご飯を出して一緒に食べる。

若利君はいつものようにモリモリと食べた。



「若利君、今日頑張っていたもんね。」


「あぁ。」



頬を膨らませて食べる若利君はリスみたいで可愛い。



「この子がこんなにも熱中するなんて…さすがね、彼氏君は。」


「母さんもやめてよ…。」


「今日は多めに炊いておいたから、たくさん食べてね。」


「はい。」



素直にうなずく若利君を見て、私はため息をついた。



 








 





「若利君、先に風呂入ってていいから。」


「…一緒に。」


「馬鹿。」



脱水所の扉を勢いよく閉める。

今日の若利君、なんかそわそわしてるな…。



「…ねぇね、やっぱりおかしいよ。」


「は?」


「ねぇね騙されているよ!だって、こんなにいい人いるわけないもん。」



若利君に会ってからずっと不機嫌そうな妹。

そう言われるとカチンとくる。



「…あのねえ、若利君はあれが本性なの。分かってもいないくせに若利君の悪口言わないで。」


「っ…!」



私は部屋に入って、とりあえず若利君を待つことにした。

流石に妹の言葉にはムカついた。

私だって最初は疑ったよ。

でも、あれが若利君なんだ。

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いすだ(プロフ) - はるさん» 五色君はいらない。5からの登場となっています。ずいぶんと長い小説で申し訳ないです。 (2019年11月14日 1時) (レス) id: cfa7055438 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 楽しく拝見させて頂いています。五色くん入学済みですか? (2019年11月13日 23時) (レス) id: 085fbd1675 (このIDを非表示/違反報告)
Ri.N.(プロフ) - 大好きすぎます…!! (2019年8月6日 15時) (レス) id: 269f2c8d73 (このIDを非表示/違反報告)
さみだれ(プロフ) - 今日本を読んでての区切りを今、日本を読んでてと見てしまったw (2018年2月12日 0時) (レス) id: d56680395c (このIDを非表示/違反報告)
少女 - 牛島さんの魅力が分かりました! 素敵な人だったんですね。 (2017年7月17日 1時) (レス) id: cd5b0b40a3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いすだ | 作者ホームページ:欲はない。  
作成日時:2017年4月10日 19時

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