体育館裏で愚痴をぶちまける。７【青葉城西】

部屋は綺麗になるのに時間かかるが、汚くなるのはあっという間である。 ページ8

そして毎日勉強してからーの土曜日！

練習終わり、そのまま私の家に松川パイセンと花巻パイセンが来た。



「「お邪魔しまーす。」」


『あ、今マミー出かけてていないんですよ。』


「そうなのか。」


『そのまんま私の部屋に来てください。』



階段を上がり、私の部屋に入る。フッ、昨日全力で部屋を片付けて正解だぜ！！



「部屋綺麗だな。」


『そうですか！？いつもそうなんですけれどもね！』


「いや、昨日片付けたろ絶対。」



なんで松川パイセンはそゆ事言うんですか！！



『とりあえず勉強しましょう！』


「お菓子持ってきたけど。」


『食べます！』



進まなくなるぞこれ！！



「ここはさ、『…most』が来たら最上級なの。」


『うぅ…はい…。』


「…これ中学生の問題だからな？」



私苦戦中。

交代で二人が教えてくれている。今は松川パイセンが教えてくれていて、花巻パイセンは別の自分の教科を勉強中だ。

っていうか、松川パイセン近い…。



「だからここは…。」


『あ、あの…松川パイセン近いんですけど…。』


「え？…わざと近づけさせているんだけど？」


「あ、松川抜け駆けずりいぞ！！」



私がアワアワとしていると、気付いた花巻パイセンが隣にズイッと来る。



「俺が次教える番なー。」


『あ、あの…お二人とも近いです。』



密着されて、逆に緊張するというか…ドキドキして集中できない！！



『…はなれろっ！！』



2人を突き放した。

勝てるとは。→←イッラッスットッ25ッ。

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