体育館裏で愚痴をぶちまける。７【青葉城西】

あぁ…はい。 ページ5

『うぅ…。』



家に帰る前に、また愚痴る。



『大体なんでみんな頭いいんですかうらやましんごなんですけれども！！私だけバカってなんか本当にバカみたいなんですけど本当に実際私バカなんだけどね！
英語とか意味分かんねえ！古文は爆ぜろ！わろししか知らねえわ！！化学は化学式意味分かんねえよ名前だけでいいだろそれもろくに覚えられねえけど！！地理はもうだめ。英語の次にダメ。地名とかなんか覚えて良い事あんのか私は海外行きたくねえし！！数学は…いいや別に、計算楽しいし…。((
教えてくれるのはいいけれども、なんか絶対しそうだぞあのパイセンども！あー嫌だ！テスト爆ぜろ！消えろ！！』



息を整えて、バックを持つ。



「半分以上お前のいい訳じゃん。」


『聞いてたんですか！！』


「まぁ、近くにいたし。」


『正門にいろよ！！』



いつも通り、パイセン達と帰る。花巻パイセンが私のバックを勝手に持って、優しいかと思えば、松川パイセンが私を担ぐ。

もうかれこれ半年以上やられているような気がするが、まだいまだに不安定な場所はなれない。



『きょ、今日いつもより不安定です！』


「落とさないってー。」



そう言って落としそうなパイセンがいつも怖いです！！



「聞いていると、一番ヤバいのは英語と地理か？」


『…はい。』


「英語なら松川が得意だな。俺は地理とか得意だし。」



地理得意って言うか、あれ覚えるだけだよね。まぁ私は覚えられないんだけど。



「英語できるやつってかっこよくない？」


『えー…あぁ…はい…。』


「なにその微妙な反応。」




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うらやましんご＝とにかくうらやましい。しんごは誰なのか知らない。

しおりん頭もいいし運動できるチーター。→←神と救世主。

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