体育館裏で愚痴をぶちまける。７【青葉城西】

お茶漬け法則とさんご！！ ページ15

そして、テスト本番。



『落ち着けお茶漬けお茶漬け食いたいの法則だ。いける私はいける…私は出来る！！』


「煩いなぁ…まぁ、テストだから当然か。」


『赤点を取るわけにはいかないのだよしおりん！！』



単語帳を何度も繰り返してみる。何度もみたせいで、少し端がよれよれになっていた。

この法則本当によく使えるよな…不思議だ。

とりあえず、テストに集中。春高予選かかっているしね…！



　






　









　


　

『終わった…色んな意味で終わった。』


「お疲れ様。」


「Aお疲れー。すぐにいかないとやばいんじゃない？」


『そうだった！じゃあね皆！』



テストが終わった今日。もちろん休みなんかあるわけじゃない。あとはもう、春高に向けて突っ走るんだ。



『テストお疲れさんごー！！』


「うおっ、びっくりした…。」


「お疲れ様です。どうでしたか？」


『色んな意味で終わったよ、国見ん。』



うわ、あからさまにこいつ大丈夫かって顔をされた。

国見ん頭よさそうだしね。



「こいつも死んでいますよ。」


『き、金えもーん！！死ぬな！！』



体育館の端っこ付近でぶっ倒れている金えもん。魂抜けてる！！



「もう本当テスト嫌です…。」


『それな金えもん。とりあえずいろんな意味で終わったから頑張ろうか。』


「頑張るのか終わるのかどっちかにしてください…。」


『とにかく起きて。さって練習練習！』



金えもんを起こして、無理やり歩かせる。

あとはもう、結果がよければすべてよし…だよね！？




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お疲れさんご＝さんご特に意味ない。とにかくお疲れの時に使う。

テスト返しってテストの時より緊張しない？→←あああぁぁああぁぁ…。

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