⇒ ページ37
龍「おい、A。お前エマのとこ行って隠れとけ」
ドラちゃんが顎で示した方向に木陰から不安そうにこちらを見るエマちゃんがいた
『え、なんで？今からこの人数とやり合うんでしょ？VS４よりVS５のがマシじゃない？』
龍「お前腕ボロボロなの忘れてんだろ」
『ドラちゃんだってボロボロじゃん
頭真っ赤だよ』
龍「これはケチャップだ。」
『それは無理があるだろ』
ガチでケチャップだとしても逆に怖いわ。
ドラちゃんの真顔ジョークに戸惑っていると
ｶﾞｧﾝｯと万次郎の方から音がした
あぁ、いつもの回し蹴りが決まったんだなぁ
と地面に伏したヒョロ長身罪罰男を拝もうとするが
「『！？』」
三「マイキーの蹴りを止めた！？」
予想に反してそこには万次郎の回し蹴りを左腕でガードしたヒョロ長身罪罰男がいた
万次郎の回し蹴り止めるヤツ初めて見た気がする…
あいつ、長内とは比べ程にならないほどヤバい
三「…篠原、ドラケンの言う通り隠れてた方がいい」
タカがドラちゃんを支えている私をヒョロ長身罪罰男から隠すように立ちながらそう言った
『……分かった。』
今の私じゃ足でまといだ。
そう感じて大人しくエマちゃんの所へ向かった
エ「Aちゃん？大丈夫？？どっか痛いの？」
『え？』
エ「顔、顰めてたから…」
エマちゃんの元にたどり着くと開口一番そう言われた
そんなに顔に出てたのか…
…正直、めっっっっちゃ悔しい。
左腕が折れてるにしろ折れてないにしろ多分私は彼らに逃がされてた。
普通の女の子よりちょっと動けるだけで私は結局彼らに守られるだけしか出来ない
それがすんげぇ悔しい
一緒に戦えなくていい。
けどせめて彼らが私を守らなくてもいいくらいの実力が欲しい。
『ごめんごめん。大丈夫！どこも怪我してないよ』
エ「そっか、ならいいんだけど…
マイキー達、大丈夫かな…」
『…うん！』
大丈夫！！とは言えない
半「愛美愛主総勢100人！東卍4人が相手だ！！！」
ヒョロ長身罪罰男がそう叫んだのが聞こえた
100人もいんのか
4人って言うけどその内1人は重症、1人は軽傷な上にちょっぴり弱い。
つまり実質戦力は2人だけ
……さすがに、キツいよ。
エマちゃんを不安にさせないように笑顔で頷いたけど、完全に…負け戦だ。
グッ…と拳を握りしめる。その時
ﾋﾟﾛﾝｯと携帯にメールが届いた
千冬からだ…こんな時になんだろう？
そう思いメールを開く
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1662人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
M - 本当に面白かったです！夜中に笑い転げて親に怒られましたよまったく！！続き楽しみにしてます (2022年7月5日 5時) (
レス) @page49 id: 0bd2a9d625 (このIDを非表示/違反報告)
issa(プロフ) - ゴリラの娘ですさん» ゴリラの娘ですさんコメントありがとうございます！たくさん笑って頂けたみたいで嬉しいです！！( ¨̮ ) (2022年3月24日 23時) (レス) @page47 id: 6ceecd8899 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラの娘です - どうしてくれるんですか！もう笑いすぎて腹筋〇んで親に不審がられてるじゃないですか！(訳 こんなに面白い作品作れるのすご！) (2021年10月24日 23時) (レス) @page45 id: dfc5bee49e (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラの娘です - 遅くにすみません。もう神すぎます！ヤバイです！好きです！更新頑張ってください！ (2021年10月24日 23時) (レス) @page45 id: dfc5bee49e (このIDを非表示/違反報告)
issa(プロフ) - 虚構くん。さん» 虚構くん。さんコメントありがとうございます！小ネタ好評みたいで良かったです！笑応援ありがとうございます(^^) (2021年9月13日 1時) (レス) id: 3d5a4549de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：issa | 作成日時：2021年6月9日 0時
