meri /knt ページ22
仕事で忙しくて会えなかった彼に呼ばれてうきうきで家にお邪魔してるんだけど
「......」
隣でずっと無言でスマホ触ってます
不機嫌そうに。そう不機嫌そうに
思いっきり口角下がってますよお兄さん
「かなとー?どうしたの」
「......」
私が何をしたって言うんだ
こうも沈黙が続けば居ずらくもなるわけで
「私ご飯作ってくるね」
「ダメ」
「わっ...!?」
急に喋ったかと思えば引っ張られて腕の中に入れられてしまった
「か、かなと!」「雲雀となにしてたの」
「雲雀くん...?」
「なに、名前で呼ぶくらい仲良くなったの」
んんん?
特別に何かした覚えないけど
「あっ!!」
「なに」
思い出したけど流石に言えない
かなとに渡すプレゼントのアドバイス聞いてたなんて
だって雲雀くん仲良いし好みとか知ってそうじゃん!悔しいけど
「あ、いや、言えないって言ったら...?」
「ふざけないで」
もうすごい怒ってます
綺麗な顔が台無しでもない、顔がいいっていいな
なんて現実逃避してたら
「なんであんな楽しそうに話してたの顔赤らめてさ
雲雀の方がいいわけ?まあ別に離さないけど」
「あか...ッ!!奏斗にあげるプレゼント聞いてたの!!もう少しで記念日だから!」
ばか!!と言い残して無理やり腕の中から抜けてきた
「奏斗のばか...」
もう寝てやるんだから
「ごめ...ごめんな」
「んぅ、かなと?」 「起こした?おはよ」
「かなと...すきだいすき」
起きたら隣で座って撫でていた彼の腰元に頭をぐりぐりと押し付けてやる
「他の人見れないくらい好きなんだもん」
「あははありがとう」
伝わってるよ。でも心配になってごめん
「ううん。奏斗悪くないよ」
あ、そうだ
「奏斗何か欲しいものある?」
「Aの時間」
そんなのはいくらでもあげるけど
そうじゃなくて
「んーそうだねぇ。お揃いの物がいいな」
「お揃い!ふふわかった!」
「眠いならもう少し寝な起こすから」
「でも、ご飯作らなきゃ」
ふぁ...と欠伸をしながらも抗ってみる
「眠いでしょ」
いいよ、無理しないでと優しく撫でられたら眠くもなるよ
「もう少しだけ...」
このまま横にいてくれますようにと願ってみようかな
・
...これが嫉妬って感情なのか
教えてくれてありがとう
まあお陰で1週間仕事に集中は出来なかったけどね
・
358人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蜂(プロフ) - 刹那(せつな)さん» ド深夜に書き殴ったやつなんですが刺さったなら嬉しい限りです。!ありがとうございます!! (7月13日 0時) (レス) id: 9c8896141c (このIDを非表示/違反報告)
刹那(せつな)(プロフ) - skngのVDのお話で大変助かった者ですありがとうございます😇😇😇😇😇😇😇 (7月11日 7時) (レス) id: 8e3365d396 (このIDを非表示/違反報告)
蜂(プロフ) - realさん» コメントありがとうございます!続き了解しました。すぐに書けるかはわからないですがその時はぜひ読んでやってください! (2023年5月6日 0時) (レス) id: 9c8896141c (このIDを非表示/違反報告)
real(プロフ) - めっちゃ好きです!!よければなんですが急展開(hbr)の続きが読みたいです。これからも更新楽しみにしてます! (2023年5月5日 22時) (レス) @page20 id: 3d1cb866c0 (このIDを非表示/違反報告)
蜂(プロフ) - 匿名さん» 読んでいただきありがとうございます!ぜひとも意気投合全力握手交わしましょう!! (2023年5月4日 2時) (レス) @page21 id: 9c8896141c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蜂 | 作成日時:2023年4月23日 7時