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ハンバーグを作るはずだった挽肉は、
ボールに移し替えたまま手つかずだった。






涼介「ただい……どうした？」






暗がりの中、
うなだれるわたしに怪訝な顔で駆け寄ってき
た彼。






いつだったか…
表社会に向けた高笑いが自分に跳ね返ってき
たみたいだった。






月に叢雲、花に風
わたしは…神の怒りを買った。






＊＊＊






涼介「………」






凍りつく表情にかける言葉はなかった。






止まりかけた人生の歯車がゆっくり動き始め
もう手を離しても自然と回転してくれる
そう信じていたのに……






あともう少し
あともう少しで…






道が開けたのにーーーー






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設定タグ：山田涼介 , Hey!Say!JUMP , 切ない，悲恋   
作品のジャンル：恋愛
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作者名：知夏 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/972e809caf1/  
作成日時：2016年3月18日 23時

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