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story*7 ページ9

‐磯貝side‐


Aを家まで送って、朝迎えに行くのは日課になっていた。

俺としては嬉しい。

Aと一緒に居れないから。



磯貝「ごめんな…落ちこぼれが彼氏で」


とAに言うと、


「私悠馬くん達を落ちこぼれなんて思った事ないよ?それに悠馬くんがE組で充実してるならいいじゃん!」


と笑うA。

Aがどうして俺を選んでくれたのか…
俺にAは勿体無いくらいなのに…


といつも思う。


「そろそろ、だね」
磯貝「だな………じゃ今日はテスト勉あるから先に帰ってもいいからな」
「私も勉強しなきゃか〜。うん!分かった!バイバイ!」


Aの手を離して校舎に向かって走っていくAの背中を見る。

俺もE組校舎を目指して歩きだす。


俺が落ちなければAと一緒に居れたのに…
まぁ落ちて当然だけど……


そんなことを思いながら教室に入る。


Aと一緒に帰れないのか…とか考えながら席に着く。



前原「何朝っぱらから残念オーラ出してんだよ、リア充」
磯貝「お前に言われたくない」


Aと一緒に帰れない事にテンションがこんなに下がるのか…

テンションがた落ちで授業を受けていると、放課後に杉野の携帯が鳴った。

どうやら進藤らしく、杉野はスピーカーにした。


進藤「音頭を取る中心メンバーは"五英傑"と言われる椚ヶ丘(うち)が誇る天才達だ。

中間テスト総合2位!!
他を圧倒するマスコミ志望の社会知識!!放送部部長、荒木鉄平!!

中間テスト総合3位!!
人文系コンクール総ナメにした鋭利な詩人!!
生徒会書記、榊原蓮!!

中間テスト総合5位!!
4位を奪った赤羽への雪辱に燃える暗記の鬼。
生物部部長、小山夏彦!!

中間テスト総合6位!!
性格はともかく語学力は本物だ!!
生徒会議長、瀬尾智也!!」


と俺達にもよく聞こえた。

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設定タグ:暗殺教室 , 磯貝悠馬 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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猫大好き - 磯貝君好きです! (2022年4月21日 17時) (レス) id: d3f6c8ef80 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ@ - 面白かったです! (2017年5月3日 11時) (レス) id: 050378d196 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 苺姫さん» えっと…私がですか……? (2015年9月7日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
苺姫 - イメ画書いてください!! (2015年9月7日 9時) (レス) id: 6f0a98566f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ススキさん» すみません…『は』でなく『を』でした……『を』を押した筈が『は』って変換してしまったみたいですね…すぐ修正します!本当にすみませんでした! (2015年7月21日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年7月16日 0時

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