story*43 ページ46
‐磯貝side‐
「じゃ開けるね」
とAは部屋のドアをゆっくり開けた。
「あ、悠馬くんも起きてたの?」
磯貝「まぁ……」
物音で起きたんだけどな…
「そっか。おはよう、翔。悠馬くん」
翔「おはよう、姉ちゃん」
と翔くんは笑った。
ある意味この子すごいな…
「あ、ネクタイやってみたい!」
と翔くんのネクタイを結ぶ。
翔くんは顔を赤くしていて、二人の距離が近いのにイラッてする。
「あれっ?か、絡まった!」←
とAがネクタイをほどいている手を掴んで、翔くんは自分でやった。
翔「いいよ。俺がやるから」
「うぅ……ごめんね…」
翔「ううん。ありがとう、姉ちゃん!」
とAに笑う。
「オーディション頑張ってね!お弁当作ったからよかったら持ってってね!」
翔「うん!ありがと!姉ちゃん!必ずいい知らせ持ってくるから!弁当もありがと!」
「ううん!こんなでも翔のお姉ちゃんですから!」
とエッヘンという効果音が付くような感じで勝ち誇ったように笑った。
そんなAにドキッと胸が高鳴る。
翔「俺姉ちゃんが俺の姉ちゃんで嬉しいよ!姉ちゃんは俺の自慢の姉だよ!」
「えへへ〜照れるな〜……あっ早く行かないとだよ!」
翔「あ、ヤベ………じゃ、じゃあ行ってきます!」
「行ってらっしゃい!」
と部屋を出ていく翔くんを見て嫉妬する。
でももしAと結婚できたなら、こんな事が出来るのだろうか。
そんな事を考えながら布団を畳む。
畳終わった頃、後ろからギュッと抱き付かれた。
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猫大好き - 磯貝君好きです! (2022年4月21日 17時) (レス) id: d3f6c8ef80 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ@ - 面白かったです! (2017年5月3日 11時) (レス) id: 050378d196 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 苺姫さん» えっと…私がですか……? (2015年9月7日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
苺姫 - イメ画書いてください!! (2015年9月7日 9時) (レス) id: 6f0a98566f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ススキさん» すみません…『は』でなく『を』でした……『を』を押した筈が『は』って変換してしまったみたいですね…すぐ修正します!本当にすみませんでした! (2015年7月21日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年7月16日 0時