story*27 ページ29
‐磯貝side‐
脱がしたブレザーは椅子の背もたれにかけて、電気を消して部屋を出た。
階段を下りるとAのお母さんが顔を出した。
母「折角だからお話しない?」
磯貝「ですが…時間的にご迷惑だと……」
母「いいのよ、悠馬くんとは一度じっくり話してみたかったし」
とAのお母さんの微笑みはAによく似ていた。
母「あら?なにかしら」
磯貝「あ、いえ…Aと似てるな…と思いまして……」
母「ふふっ。よく言われるわ。さ、そこに座って?」
と椅子に誘導されて座る。
母「でもそんなに私を見るって事は本当にAが好きなのね」
磯貝「はい。じゃないと付き合いませんよ」
母「そうねぇ。悠馬くんが遊び人とは思えないし」
とクスクス笑って言ってると玄関の方からガチャッと音がして、誰かがリビングのドアを開けた。
入ってきたのはAのお父さんと弟の
翔くんはA大好きっ子で俺を毛嫌いしている。
入ってきた途端俺を見て「ゲッ…」と声をもらしたからそうだろう。
磯貝「お邪魔してます」
と苦笑しながらも笑う。
母「おかえりなさい。あ、悠馬くんも夕飯一緒にどお?」
磯貝「流石にそこまでは……」
母「よし決定ね!」
とAのお母さんは大分強引だ。
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猫大好き - 磯貝君好きです! (2022年4月21日 17時) (レス) id: d3f6c8ef80 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ@ - 面白かったです! (2017年5月3日 11時) (レス) id: 050378d196 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 苺姫さん» えっと…私がですか……? (2015年9月7日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
苺姫 - イメ画書いてください!! (2015年9月7日 9時) (レス) id: 6f0a98566f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ススキさん» すみません…『は』でなく『を』でした……『を』を押した筈が『は』って変換してしまったみたいですね…すぐ修正します!本当にすみませんでした! (2015年7月21日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年7月16日 0時