story*26 ページ28
‐磯貝side‐
磯貝「ごめんな…何も出来なくて……」
Aは俺の腕に顔を押し付けて首を振った。
「悠馬くん、傍に居てくれた」
磯貝「怖かったよな…」
「うん」
俺はAを抱き締めて頭を撫でる。
Aはギュッと俺に抱き付いてこんな時胸が高鳴る俺は最低だ。
しばらくすると違和感を感じてAの顔を覗くと、疲れたのか安心したのか寝てしまっていた。
Aをおぶると思いの外軽くてびっくりした。
正直もう少し体重があるかと思った…
背中に感じるAの体温にドキドキと緊張するけど歩く。
前原「あれ？大丈夫か？」
磯貝「多分疲れて寝たんだよ。じゃあまた訓練の時な」
と言ってAの鞄と俺の鞄を持ってAを一回上に上げてAの家を目指す。
暗くてもう誰もいないのが幸いで、普通に道を歩ける。
Aがいきなり巻き付く腕に力を入れた。
別に苦しくはないけど、心臓がヤバい。
早く家に着いてほしいけど、このままがいいと矛盾した事を考える。
けどAの家に着いて、頑張ってインターホンを押すとドアが開いてAのお母さんが出てきた。
母「あら。悠馬くんじゃない……ってA？」
磯貝「色々あって寝てしまって……」
母「ごめんね、あ、どうぞ？」
と門を開けて中に入れてくれた。
母「Aの部屋は知ってるわよね？お茶を準備してくるからAを寝かせてきてくれないかしら」
磯貝「お茶なんていいですよ……Aの部屋に寝かせてきます」
と階段を上がってAの部屋のドアを開けてベッドに寝かせた。
制服のままだとしわもできるし、苦しいだろうから、ブレザーだけ脱がしてシャツの第2ボタンまで開ける。
わぁ。俺変態みたいな事してんじゃん…
と自分のしていることに引いた。
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猫大好き - 磯貝君好きです！ (2022年4月21日 17時) (
レス) id: d3f6c8ef80 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ@ - 面白かったです！ (2017年5月3日 11時) (レス) id: 050378d196 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 苺姫さん» えっと…私がですか……？ (2015年9月7日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
苺姫 - イメ画書いてください!! (2015年9月7日 9時) (レス) id: 6f0a98566f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ススキさん» すみません…『は』でなく『を』でした……『を』を押した筈が『は』って変換してしまったみたいですね…すぐ修正します！本当にすみませんでした！ (2015年7月21日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：木戸藍楽
| 作成日時：2015年7月16日 0時
