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story*22 ページ24

「えっ?」


何故か私は学秀くんに抱き締められた。

学秀くんはまるで腫れ物に触れる様に優しく、でも強く私を抱き締めた。
悠馬くんとは同じようで違う。

でも共通するのはどちらも暖かい。

悠馬くんと並べてしまう私は最低だ。



浅野「今までごめん……Aの気持ちも考えずに勝手な事ばかり…僕を嫌ってもいい。でも離れないでほしいんだ……」


と学秀くんの顔は見えないけど腕に力が入ったのは分かった。


「嫌わないよ。学秀くんの事嫌いになんてなれないよ。学秀くんは大好きで大切な友達だもん」
浅野「友達、か…………ありがとう」


学秀くんは優しい声で言った。


浅野「A」
「なに?」
浅野「…………やっぱりなんでもない」


と言って私から学秀くんは離れた。
学秀くんは顔を逸らして教室内は沈黙。

その時携帯が鳴ってディスプレイを見てみると悠馬くんからで、


「もしもし?」
磯貝「あ、A。今日一緒に帰れそうか?」
「うん!帰れるよ!帰りたい!」
磯貝「そっか。よかった。あ、じゃあいつものところで、いつもの時間で」
「うん!」


私が電話を切って学秀くんを見ると、顔の向きこそは変わってないけど悲しそうな目をしているのは分かった。


「どうしたの?」
浅野「なんでもない。磯貝と帰るんだろ?ならもう戻ろう」
「う、うん…」


学秀くんは目を合わせてくれなかった。

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設定タグ:暗殺教室 , 磯貝悠馬 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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猫大好き - 磯貝君好きです! (2022年4月21日 17時) (レス) id: d3f6c8ef80 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ@ - 面白かったです! (2017年5月3日 11時) (レス) id: 050378d196 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 苺姫さん» えっと…私がですか……? (2015年9月7日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
苺姫 - イメ画書いてください!! (2015年9月7日 9時) (レス) id: 6f0a98566f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ススキさん» すみません…『は』でなく『を』でした……『を』を押した筈が『は』って変換してしまったみたいですね…すぐ修正します!本当にすみませんでした! (2015年7月21日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年7月16日 0時

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