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story*20 ページ22

式が終わって教室に行けば学秀くんは一人で席に座っていた。

すると智也くん達がかなり無理して、


瀬尾「あれ(・・)毎年半分も参加してないらしいぜ。余裕無い奴は夏休み中勉強してるし」


と言い出した。

小山「余裕ある奴は俺等みたく海外旅行行っちまうしな」
瀬尾「うち今年ヨーロッパ一周。ヒヒヒヒヒ」


と言っていると気付いたらしい。
クラスの空気が可笑しいことに。


男子「皆が皆、海外に行けると思うなよ!!」
瀬尾「あ、いや…」
女子「肝心の勝負に勝てなくて何が五英傑よ、(笑():おわらい)だわ!!
勝ててるの浅野くんと柳葉さんだけじゃない!!」
「まぁまぁ。皆落ち着い」


と言った時後ろで寒気がして見れば学秀くんが怒った顔をしていた。


浅野「黙ってくれないかな。負け犬に口無しだ。次に僕がリードを引くまでお座りしていろ」


学秀くんの声はとても冷たくて怒っているのが分かった。

この空気も嫌なので学秀くんに近寄る。



「ま、まぁ!皆頑張ったって!今回は私達が甘く見すぎてただけなんだから、誰も悪くないよ!だから」
浅野「Aも黙ってろ。例え一位でもあいつ等に負けたのは変わらないだろう」


と睨まれて何も言い返せない。


「で、でも皆頑張ってたもん………それになんでそんなに成績で争うのか分からないよ…」
浅野「僕はAのその考えが分からないな」
「私も分からないよ、学秀くんの考えてる事…」


と言うと学秀くんは私を睨みながら、


浅野「そうか。なら出ていくといい」


と冷たく言われて耐えられなくなった私は教室を飛び出した。

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設定タグ:暗殺教室 , 磯貝悠馬 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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猫大好き - 磯貝君好きです! (2022年4月21日 17時) (レス) id: d3f6c8ef80 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ@ - 面白かったです! (2017年5月3日 11時) (レス) id: 050378d196 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 苺姫さん» えっと…私がですか……? (2015年9月7日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
苺姫 - イメ画書いてください!! (2015年9月7日 9時) (レス) id: 6f0a98566f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ススキさん» すみません…『は』でなく『を』でした……『を』を押した筈が『は』って変換してしまったみたいですね…すぐ修正します!本当にすみませんでした! (2015年7月21日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年7月16日 0時

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