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story*17 ページ19

‐浅野side‐


それからAはボーッと他の所を見ていて、その目線の先には必ず磯貝が居た。

そんな中たまに磯貝と話すAは少しだけど恥ずかしそうで、僕じゃなくてもAを近くで見てきた奴なら察するだろう。
Aは磯貝が好きなんだと。


磯貝も嬉しそうでズキズキとまた胸が痛む。


でもAが磯貝が好きだと認めれなくて、気のせいだと言い聞かせていた。

でもAはある日少し変わった。
Aはリップの色付きを着けてきたんだと思う。

普段から周りを魅了する程の美貌があるから、それだけでも更に周りを振り向かせた。
でも、それは一人の男の為にした事だった。


浅野「何か雰囲気が違う気がするんだけど…」
「リップ変えてみたの!あ、あのね…誰にも言わないでね……?」


嫌な予感がしたんだ。

叶う事ならその先を言ってほしく無かった。


「わ、私ね好きな人が居るんだ……少しでも見てもらいたくて……」


と頬を赤らめながら照れ臭そうに笑った。

ここは今僕等二人しか居ないのに、


浅野「好きな人?誰だ?」
「えっ!?えっと……ね」


僕の耳元で、


「い、磯貝くん…」


と確かに言った。

Aを見れば顔を真っ赤にさせて俯いていたからとても嘘を言ってる様には思えないし、Aがこんな嘘を吐くとも思えなかった。


でも磯貝はどう見てもAに惚れていて、今更両想いの二人を引き剥がす手立ても無くて、二人が付き合うのを黙って見ていた。


僕は自分の想いを伝える前に失恋したカッコ悪い男なんだ。

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設定タグ:暗殺教室 , 磯貝悠馬 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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猫大好き - 磯貝君好きです! (2022年4月21日 17時) (レス) id: d3f6c8ef80 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ@ - 面白かったです! (2017年5月3日 11時) (レス) id: 050378d196 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 苺姫さん» えっと…私がですか……? (2015年9月7日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
苺姫 - イメ画書いてください!! (2015年9月7日 9時) (レス) id: 6f0a98566f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ススキさん» すみません…『は』でなく『を』でした……『を』を押した筈が『は』って変換してしまったみたいですね…すぐ修正します!本当にすみませんでした! (2015年7月21日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年7月16日 0時

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