story*13 ページ15
「え?」
皆して学秀くんを見る。
学秀くんは頬杖をつきながら、ペンを走らせていて、
浅野「もし僕にAみたいな彼女がいるなら、僕も磯貝と同じことをしているかもしれない」
と言った。
「うん?どういう事?」
浅野「……ハァ…」
学秀くんは私をチラッと見たかと思えば溜め息。
酷い!!
浅野「心配だろ。ふらふらどっかに行ってしまう様な奴から目を離す事になるんだ。だからせめてもと"印"は必要だ。
ふらふらどっかに行った所で変な輩に盗られるのは最悪だしな」
「ちょっと待ってよ!それなんか私がバカみたいな言い方してない!?」
浅野「この事を知らない時点でバカだ」
と学秀くんはノートを閉じた。
「ば、バカなのは認めるけどさ、バカバカ言い過ぎだよ………」
さすがにこれだけ言われ続ければ傷付くもので落ち込む。
学秀くんからしたら確かに私はバカだけど……
すると学秀くんがギョッとした顔をする。
瀬尾「あ〜あ。浅野がA泣かした〜」
浅野「あ、え……の……」
「泣いてないもん」
荒木「涙目の人が何を言うんだ……」
と学秀くんは色々焦って鉄平くんと蓮くんは苦笑。
私は鼻をすすりながら目元を擦る。
「泣いて、ないもん……」
すると学秀くんの指が私の涙を掬い取った。
浅野「ごめん」
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猫大好き - 磯貝君好きです! (2022年4月21日 17時) (レス) id: d3f6c8ef80 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ@ - 面白かったです! (2017年5月3日 11時) (レス) id: 050378d196 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 苺姫さん» えっと…私がですか……? (2015年9月7日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
苺姫 - イメ画書いてください!! (2015年9月7日 9時) (レス) id: 6f0a98566f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ススキさん» すみません…『は』でなく『を』でした……『を』を押した筈が『は』って変換してしまったみたいですね…すぐ修正します!本当にすみませんでした! (2015年7月21日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年7月16日 0時