検索窓
今日:9 hit、昨日:4 hit、合計:342,258 hit

story*13 ページ15

「え?」

皆して学秀くんを見る。

学秀くんは頬杖をつきながら、ペンを走らせていて、


浅野「もし僕にAみたいな彼女がいるなら、僕も磯貝と同じことをしているかもしれない」


と言った。


「うん?どういう事?」
浅野「……ハァ…」


学秀くんは私をチラッと見たかと思えば溜め息。

酷い!!


浅野「心配だろ。ふらふらどっかに行ってしまう様な奴から目を離す事になるんだ。だからせめてもと"印"は必要だ。
ふらふらどっかに行った所で変な輩に盗られるのは最悪だしな」
「ちょっと待ってよ!それなんか私がバカみたいな言い方してない!?」
浅野「この事を知らない時点でバカだ」



と学秀くんはノートを閉じた。


「ば、バカなのは認めるけどさ、バカバカ言い過ぎだよ………」


さすがにこれだけ言われ続ければ傷付くもので落ち込む。

学秀くんからしたら確かに私はバカだけど……


すると学秀くんがギョッとした顔をする。


瀬尾「あ〜あ。浅野がA泣かした〜」
浅野「あ、え……の……」
「泣いてないもん」
荒木「涙目の人が何を言うんだ……」


と学秀くんは色々焦って鉄平くんと蓮くんは苦笑。
私は鼻をすすりながら目元を擦る。


「泣いて、ないもん……」


すると学秀くんの指が私の涙を掬い取った。


浅野「ごめん」

story*14→←story*12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (201 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
371人がお気に入り
設定タグ:暗殺教室 , 磯貝悠馬 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

猫大好き - 磯貝君好きです! (2022年4月21日 17時) (レス) id: d3f6c8ef80 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ@ - 面白かったです! (2017年5月3日 11時) (レス) id: 050378d196 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 苺姫さん» えっと…私がですか……? (2015年9月7日 12時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
苺姫 - イメ画書いてください!! (2015年9月7日 9時) (レス) id: 6f0a98566f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ススキさん» すみません…『は』でなく『を』でした……『を』を押した筈が『は』って変換してしまったみたいですね…すぐ修正します!本当にすみませんでした! (2015年7月21日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年7月16日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。