五輪 ページ7
「今まで何してたんですか?」
Aが帰ってくるとお母様がいた。
咄嗟の言い訳ができず、黙りこんでしまった。
「何故外へ出たのですか?」
「だれも、かまって…くれなかったから…」
「外出の許可をした覚えはありません!」
お母様は怒っていた。表情も、声色も
メイドやお母様が構ってくれないから悪いんだ!……そう言いたかった。
でも、
「ごめんなさい……」
Aの口からはこれしか出てこなかった。
それ以上に、アーサーへの謝罪の気持ちしかなかった。今日もあの野原に彼がいる。何故来ないのか、そう思っているはず。そんなことを考え始めると頬に暖かいものか伝った。
「学校以外の外出は一切許しません。わかりましたね。」
返事をする前にお母様はバンッとドアの音をたてて出ていった。
あぁーあ、 折角仲良くなれたのにな。
学校に行ったって一人。
家でも一人。
「私に、じゆうをちょーだい……」
〜〜〜作者コーナー〜〜〜
お早うございます!!(現在午前5時6分)
完徹ついでの投稿です!((
昨日は、高校の入学式でして、更新速度落ちるなぁ…と思いながら。式中は寝てました 笑
出きるだけ毎日更新したいなぁ。
という訳で、また次回!
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